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【1043回】ボクの人生に影響を与えてくれた小説家たち。 - Madoka Sawa https://voicy.jp/channel/632/123813 #Voicy flierさんにインタビューしてもらった!

【1043回】ボクの人生に影響を与えてくれた小説家たち。 - Madoka Sawa
https://voicy.jp/channel/632/123813
#Voicy
flierさんにインタビューしてもらった!

いかがお過ごしでしょうか?
澤でございます。
ちょっと前になるんですけれども、flier1月20日にですね、flierさんの方でスペシャルコラムと題しましてですね。
僕のインタビュー記事が出てます。
これはどんなお話かというと、人生の転機を支えた1冊という、なかなか壮大なというかですね。
大きなテーマをお話させてもらったんですけども、とはいえですね。
僕の場合だと、本を選んだわけじゃなくって、3人、作家さんを選ばせてもらったんですね。
詳しくはそちらぜひですね。
えー、我らパーソナリティの荒木宏さんも関わっているflierさんの記事ですので、後で是非リンク載せておきますんで、そちらアクセスしてえー、細かく読んでいただけばなぁというふうに思うんですけれども、僕の場合はですね、えー、この1冊っていう選び方じゃなくて、えー、ちょっと変化球なんですけども、3人、小説家を挙げさせてもらったんですね。
まず1人目がですね、片岡義男さんなんですね。
これ、わからない人もかなりいるんじゃないかなと思うんですけれども。
80年代にめちゃくちゃ流行った、角川文庫の作家さんなんですね。
映画にもすごくたくさんの作品がなっていますし、すごく素敵なですね、そして淡々としたえー、男女の恋模様みたいなそういったお話が多かったんですけども、まぁ、何せですね。
無機質でスタイリッシュな文体で、なんか、いちいちかっこいいんですよね。
そのいちいちかっこいいっていうところに惹かれまして、えー、中学生、高校生あたりのときには、夢中で読んだ記憶がありますね。
こういう大人になれるといいなぁっていうふうに思ってたんですけれども、そう淡々と生きられるようなあのー、人間はならずにがったくして生きてる状態ではあるんですけれども、ただ、片岡義男さんの小説の中で描かれていたライフスタイルみたいなものは、ちょこちょこっと真似することができてたりするんですよね。
例えばですね、えー、最近九十九里に別宅を構えたという話をしましたけれども、これは小説の中にもあったんですね。
片岡義男さんの小説の中には、サーフィンが結構でてくるんですけれども、そのサーファーカルチャーという形で、すごく理解が深い方なんですね。
なので、例えば東京で平日は仕事をして、週末は海辺の方の別宅の方でサーフィンを楽しむなんていう登場人物がちょいちょい出てくるんですよね。
そして、こうやって2拠点で生活するっていう、そういう生き方してる大人もいるんだぁ、なんていうふうに思ってたことがあるんですけども、まぁ、自分が大人になってから、しばらくそんなことは忘れてですね。
そんなん金持ちがやることだろうと思ってたんですけれども、別に大金持ちになったわけじゃないんだけれども、やりようによっては、自分でもできるんだってのが、体現できてるんですね。
実は、この九十九里の別宅を買うっていうふうに決断できたのも、片岡義男さんの小説のおかげというところもあるかなぁなんて思ってます。
まず1人目がその方で。

2人目がですね、これは村上春樹さんですね。
僕は結構、ハルキストなんですけども、その村上春樹さんの僕という一人称、なんていう名前がついてぐらいなんで、主人公は自分のことを僕っていうことがすごく多いんですけれども、この僕という呼び方が自分の中で定着したのは、これは村上春樹さんの影響だと、えー、これ間違いないと思ってるんですよね。
そして、村上春樹さんの小説ってのは、本当にたくさんのメタファーみたいなものが潜んでいて、そのメタファーってのが、場合によってですね。
若干、シニカルな感じ、皮肉っぽい感じで描かれたりとかもするし、そして、ある種の定年間、ちょっと諦めたような気持ちっていうのもありつつも、そうやって、ある程度折り合いをつけることで、どうにかこうにか人生をやっていくみたいな、そういった視点というのを学ぶことができたりとか、まぁ、いずれにせよですね、村上春樹さんの独特の世界観っていうのも、間違いなく、僕に影響を与えてるんですよね。

そしてもう1人ですね、これは池波正太郎さん。
これはですね、『鬼平犯科帳』とかですね。
『剣客商売』とか、『仕掛人・(藤枝)梅安』とかですね。
そういう時代小説、もちろんフィクションだと思うんですけれども、えー、こういう小説を書かれてる方なんですが、とにかく、池波正太郎さんの描くヒーローってのがかっこいいんですよね。
剣術の達人で、そして、人格者で、時にはひょうきんだったりとかして、僕が描くヒーロー像にすごいマッチしてるんですよね。
『武士道』ってのが、背景にはあるんですけれども、その一方で、現代にも通ずるような、すごくクールでスタイリッシュなヒーローっていうのが描かれていて、そこがすごく、僕としては、壺に入ったんですね。
そして、もう一つですね、料理の の描写がめちゃくちゃいいんですね。
料理の描写が、良いっていうのは、えー、片岡義男さんも、村上春樹さんも、池波正太郎さんも3人ともそうですね。
全然、タイプが違うんだけれども、出てくる食べ物が何か魅力的に読めてしまうというのはですね。
これが共通してるところかなと思います。
僕はですね、料理、すごく好きなんですけれども、まぁまぁ、この小説の中で出てくる料理というのが、得意料理になってるような気がしますね。
村上春樹さんの小説の中には、しょっちゅうスパゲッティが出てくるんですけれども、僕もスパゲッティをしょっちゅう作りますし、和食を作るのも好きですし、そしてですね、片岡義男さんの小説には、まぁまぁ、すごくシンプルなえー、トーストだったりとか、コーヒーだったりとかってのが出てくるんですけれども、そういったものというのは、僕の生活の中に深く入り込んできたのは、えー、小説から得た、その世界観みたいなものが影響してるんじゃないかなというふうに思ってます。
こんな感じですね。
僕はたくさんの影響というのを小説からも受けてるんですけども、最近はですね、ここ数年は、どうしても読書がビジネス書中心になってるなぁってのが、ある意味、反省でもあるんですね。
もちろんですね、これは僕のすごく親しい仲間たちがたくさん本を出していますので、そういったものを片っ端から読むことで、まぁまぁ、その人たちのですね、深い知見だったりとか、体験談とか、考えのバックグラウンドとかってのを僕自身も学ぶことができるんで、無意味だとは、もちろん思ってませんし、非常に意味深い行動してるっていう自覚はあるんですけど、ただですね、やっぱり小説が持っている世界観っていうのは、これは本の中でも別格だと思うんですよね。
ですんで、こういう小説を読んで、脳の中を活性化させていくってのは、これはこれで、すごく大事なことかなぁ、なんて思います。
他にもですね、ちょっとバイオレンスな香りもしますけれども、夢枕獏さんとかですね、大沢在昌さんとか、そういった方々が書いた小説なんかも、すごく好きでしたね。
他にもですね、例えば宮部みゆきさんなんかの『模倣犯』なんてのは、本当に僕に深い、インパクトを与えてくれた、そういった小説でしたね。
あるいは、鈴木光司さんの『リング』とか『らせん』とか、もうものすごいインパクトありましたよね。
映画も観ましたけれども、そういう小説ってのは、やっぱり脳のかなり深いところにドーンとインパクト与えてくれて、忘れないもんですよね。
社会生活の中で、まぁ、ある意味、即効性のある内容が書かれているえー、ビジネス書ってのもこれこれで、今後もずっと読み続けるとは思うんですけれども、心を豊かにしたりとか、あるいは自分のライフスタイルの参考にしたりということを考えた場合には、まぁ、小説というのも、いい材料にはなるかなぁなんて思いますね。
これからもいい小説をちょっと選んでですね。
読んで行きたいなぁなんていうふうに思います。
後でえー、flierの方のリンクは貼っときますね。

おそらくこれです。↓
澤円さんが語る「人生の転機を支えた一冊」 | 本の要約サイト flier(フライヤー)
https://www.flierinc.com/column/turningpoint04

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