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真実の親となる

ふと、よりよく生きるには、自分の両親の教育や周りの環境だけではきっとまだ足りないのだろうと、確信した。

自分が生まれつき持っていたものや両親の教育を土台にして、自分自身が自分の親になって価値観や理性、自分を肯定する気持ちを育てていくことが必要だと思った。

きっかけは、「ジョンとばななの幸せってなんですか」の一説。


無償の愛のパワーの何がすごいかというと、それを受けた他者の人生が幸せになるのもありますが、惜しみなく喜びとして与えることができた自分に対して無限なる愛情と信頼を抱けるということだと思います。


これは決して、無償の愛が尊いことだけを言っているのではないと理解した。自分に対しての愛情や信頼を抱けることが大きな幸せにつながると解きたいのだろう。

人と人の間には信頼はとにかく育ちにくい。

そして、日本では特に自分への信頼が育ちにくい。

いまほど自己肯定感が言われなかった時代は常に自己を疑い、内省し、向上を求めるような考え方があった。常に努力し、現在の自分に満足することなく上を目指すことだけが良いとされ、その先に自信やらがあるとされた。そのベクトルは自己に向かっているものが多い。

でも本当は、自分を愛し信頼するためには他者が必要だということだ。他者を見ることで、いかに人間が完璧ではないかを理解しながら、自分も理解し許していく。他者が完璧ではなくても愛せるからこそ、自分も愛せる。そこには依存も独占もきっとない。自分を介すことでまた、他者への本当の愛も生まれる。

このことはまだまだ考え途中である。ずっとずっと人との間で考えていきたい。



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