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【抱負】2022年の生存戦略

 あけましておめでとうございます。筑前助広でございます。
 物の本によれば「一年の計は元旦にあり」といいますので、僕も2022年の計画や目標を語っていければと思います。

①「谷中の用心棒萩尾大楽~阿芙蓉抜け荷始末」のこと

 まずはなんと言っても、1月下旬に迫った僕のデビュー作「谷中の用心棒萩尾大楽~阿芙蓉抜け荷始末」を成功させること。
 成功とは、すなわち売れることですね。売れて、何とかシリーズ化したいと思います。それだけの力もあるし、装画も素晴らしいものになっています。
「萩尾シリーズ」と呼ばれるのか、「萩尾道場シリーズ」と呼ばれるのかわかりませんが、まずは売れなければ始まりませんから、まずは売れることを目標にしたいと思います。
 なので、是非とも買ってくださいね!予約も歓迎です♪

②執筆のこと

 現在「木菟~大神丹弥 探偵稼業~(仮)」なる作品を書いております。
 江戸時代に探偵を登場させ、とある連続殺人を追うチャンバラ・ミステリーです。
 僕としては初めてのミステリーになるので、試行錯誤しながらも書いております。
 また今後の予定としては、人身売買やフェミサイドをテーマにした作品も考えていますが、今年の一つの大きな目標としては、「独狼」の完全新作を書く事と「異・雨月」の作り直しをしたいなと。
 独狼に関しては、主人公である平山雷蔵という男を何とかして商業にデビューさせたいと思っています。令和の眠狂四郎になれる素材はあると思いますので、何とか出版に繋げたい。それに何の因果か、雷蔵の相棒の方が先に商業デビューしちゃいましたしね……。
「異・雨月」に関しては、舞台が幕末だったので、これを田沼時代に置き換えて書き直したいと考えています。幕末もいいんですけど、やはり僕は田沼時代にこだわりたいので。

③公募・コンテストのこと

 プロデビューする分際であれですが、現在三つのコンテストに応募しております。
1:角川春樹小説賞
「人斬りのバラッド」

2:カクヨムコン
「狼の贄~念真流寂滅抄~」

3:この文庫がすごい!大賞
「逸撰隊血風録~安永阿弥陀の乱~」

 今後はどうなるかわかりませんが、アグレッシブに攻めて行こうと思います。

歴史時代小説書きにお勧めの公募

④読書のこと

 昨年は翻訳小説ばかり読んでいたような気がするので、今年は意識的に時代小説を読みたいと思います。
 最新のトレンドを追わないと、この業界では戦えないですしね!
 などと言いつつ、今は「柴錬水滸伝」を読んでいます(笑)
 元々水滸伝が大好きで、自分でも江戸時代を舞台にした水滸伝を書いてみたいと思うほどですが、ここに来て再燃しています。
 あと「絵巻水滸伝」にも手を伸ばしたいな!画集と一巻だけを持っているだけなので。水滸伝、本当に面白いなぁ。

絵巻水滸伝

⑤最後に――

 2022年も変わらず、愛する時代小説を書いていきたいと思います。
 モットーは勿論……

 先人たちが育てた時代小説の保守本流を受け継ぎつつ、自分らしくアーバンかつスタイリッシュなノワールを加味し、エモい時代小説を生み出していくので、どうぞよろしくお願いいたします!

安楽平城にて


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