人間ドック 大腸検査

※汚い話になります。不快な方はスルーしてください。

頭部MRIが終わり 無敵になったちくろに次に立ちはだかったのは下剤。これも3年前にも苦しんだ。

胃カメラと大腸検査を残して他の検査を終えたちくろに綺麗な看護師さんが 前回同様 液体が入った灯油のポリ缶を小さくしたような入れ物とコップと飴玉を3つトレイに入れて持ってきた。

『今から30分かけてまず1リットル飲んでください。その後1時間くらいで残りも飲んでください。』と説明して、ファイルにトイレに行った時間と内容物の色などが見本の写真の何番に当たるかを記入するように言われた。

下剤は味の悪いスポーツドリンクみたいなので私は飲むことには抵抗は無かったし 朝から何も口にしていないのと MRIの緊張で最初の1リットルはぐびぐび飲んだ。 隣のおばさんがガン見していたのでよっぽど飲みっぷりが良かったのだろう。続けて残りももらってから1時間以内に飲み干した。

でもお腹はグルグルともしなかった。                  今日 大腸検査は私一人だったらしく 他の人がひとりまた1人と減っていってももよおす気配がなかった。 あれ?前回もこんなんやったっけ? とりあえず一度トイレに行ってみようと 座った直後 痛くもグルグルもしてなかったのにすごい勢いで出た。ビックリした。

その後も痛みはなく 何となくのタイミングでトイレに座るとその都度シャーシャー出た。          お尻と尿道が逆じゃないかと勘違いするくらい水分が出た。

大腸検査に移るためには看護師さんのチェックがいる。他人に汚物を見せるとかマンモグラフィ並に屈辱なのでギリギリまで確認してここぞというタイミングで看護師さんを呼んだ。はずだった。

看護師さんはにこやかに答えた。『まだまだですねー。』私の自信はガラガラと崩れ落ちた。   まだまだだと? んなはずない。   

気付けば待合室には私だけになっていて 受付のお姉さんたちは私が終わらないとお昼休みも取れないのか 遠目に様子を見に来ていた。 ごめんなさいね。私も早く終わりたいんっすよ。

 あれから3回くらいトイレに行ったら 確かにさっきのはまだまだだったと思うくらいになった。 もういいやろ?  でも念には念を入れてもう1回待つことにした。 意を決して再度看護師さんを呼んだ。さっきとは違う看護師さんだった。『色は大丈夫です。でもカスが…』カ…カス …。もう良しにしてよ😭 下剤を飲みきっていたため次は水を飲むように促された。私の体はただ水分を流す管のようになっていた。飲んで出すをもう2度ほど繰り返し 疲れ切った頃に看護師さんを呼んだ。2回目の看護師さんが来た。

『お疲れ様です OKです。 ではあともう一度見せてくださいね』トイレじゃなかったら膝から崩れ落ちてたかもしれないくらい落胆した。     すぐさまもう一度を見せ、この戦いも終焉を迎えた。所要時間2時間半 長い長い戦いだった。

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