私いる世界〜その2〜
夏の残り香
大魔境。
記憶のなかの風景
街はまだ知らない
かつていた人々はどこかに消え
夜になったらやってくる
日々何かに侵食されている
今まではおままごとだったのかもしれない
シンプルな嘘
そびえたつ記憶
雨に濡れれば
複雑に絡み合った構造はやがて単純化していき
楽しさと悲しみの境界
そこに見えているものは真実か
たすけて！頭がガンガン響いてる！
雨の日にご注意
もういない
泣きたいときもある
今もずっと待ち続けている
二面性に生きていたい
人生は劣化したフィルムの中にのみ存在する。あなたはそれに気づいてる？
終わりはない
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