メゾンカイザーの事例から”新事業展開のステップ”を抽出してみるマーケティングトレース

今週のカンブリア宮殿で取り上げられていた2つの企業は、とても対照的であったように思う。お菓子の「よしや」は、この状況下でも売上を成長させ続けていた。対して、パンの「メゾンカイザー」は、4月の売上は前年比70%減と、もろに影響を受けていた。その原因も比較的明確で、「よしや」は、小売業以外に卸売業という収益源も持っていたこと、対して「メゾンカイザー」は小売業以外に収益源がなかったことだ。現在の状況下における打ち手も対照的で、「よしや」は、従来の経営スタンスや従業員サービスを崩さずに続けること、対して「メゾンカイザー」は、ピザのデリバリーという新しい業態に打って出ることだった。

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