あれはカンピロバクターだったに違いない

病院に行ってないので推測の域を出ないけれど、レアっぽく仕上げた鴨肉にあたってめちゃくちゃつらいクリスマスを過ごしたので、ちょっと書き残しておきたい。あれはカンピロバクターだったに違いないと思ってる。

ちなみにトリにあたったのは今回で2回目で、症状からしておそらく1回目もカンピロバクターだったと思うので(日本滞在時に食べた鶏刺しが原因と思われる)、ほんとみんなトリは気を付けような・・

12/18のことだった。
ランチに鴨肉を焼いて食べた。うちはいつも夫がウェルダン派なので、鴨でも割としっかり中まで火を通していたけど、この日は自分だけのランチだったので、若干焼きが甘いかなと思いつつ、けっこう中が赤いまま食べてしまった。みかんを絞って、みりんとしょうゆで作った甘めのタレはとても美味しかったのだけど、まさかあんなことになるとは・・

12/19、20は週末だったので、どちらの日だったかはっきり覚えてないけど、最初「肩こりがひどいな」と思った。一日中座ってパソコンに向かっているし、運動不足だし、肩こりもちだし、PMSで周期に合わせて体がガチガチになる日もあるし、まぁいつものこと、と思うに足る理由が揃い過ぎていたので、特に何もしなかった。それにしては妙に体が冷えるし、参ったな、更年期障害かな、とか思いながらゆっくり湯船に浸かった記憶がある。この時点で胃腸症状は出ていなかった。

12/21、月曜。朝から体調が悪く、だるくて仕事に集中できない。首、肩の関節が凝り固まって痛い。おなかも少し下しているようだ。とはいえPMSでよく似た症状が出ることもあるので、この時点でもまだあまりおかしいと思ってなかった。

12/22。この日は一日休みを取っていたので娘の遊び相手をしていたのだけど、どうにも寒い。昼間から風呂に入ってみるが、関節の痛み、寒気、だるさマックスで起きていられない。コロナの可能性もなきにしもあらず・・と不安になりながら少し昼寝をして目を覚ますと、頭痛も出てきた。熱を測ってみると39度もある。呼吸器症状は出ていない。何をする気力も起きないので、娘の世話は夫に任せ、再び昼寝。夜になって熱は37度台に下がり、少し体は楽になったが今度はおなかの調子がどんどん悪化してきた。

このあたりでようやく、ただの風邪でもコロナでもなさそうだ、とネットを調べ始め、おそらくあのときの鴨肉が原因だろうと思うに至った。

カンピロバクターの場合は発症まで時間がかかることもよくあるらしく、(実際は週末には関節痛が現れていたのだけど)発熱やら悪寒やら風邪みたいな症状もあって、なかなかピンとこなかったのが自分でも衝撃。ちなみに吐き気は一度もなかった。あとちょっと特徴的だったのは、関節痛もさることながら、両手首から先が冷えて耐えられないほど寒いと思ったこと。これは12/19-20あたりの症状が出始めの時に起こった。やっぱりいつもと違うときはいつもと違う病気(?)なんだよ、というのは覚えておきたい。

で、原因が分かってほっとしたのはいいんだけど、おなかの症状がいつまでもおさまらなくて、完全回復までは結局1週間くらいかかった。ほんとこんな時期に何をやってんのかって話。

カンピロバクターは後遺症としてギランバレー症候群になることがあるとネットで読んで、めちゃくちゃドキドキしていたのだけど、とりあえずは大丈夫だった。ただ、その次の生理がめちゃくちゃ重くてホルモン大暴走って感じだったので、自律神経などにご負担をおかけしたのかもしれない、とは思っている。


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