何が私を自由にするのか?【コーチ道/設問力 vol.31】

スランプに陥っていた時の話。
相手の話を聞いても、その中から何を掴んで、感じて、捉えたらいいのか。何を相手に伝えたり聞いたりしていいか、わからない。

相手が話したいことは、生き方なのか、物事の捉え方の話なのか、感情なのか。どれにも当てはまるように思えて、動けなくなる。

まるで、魔女の宅急便のキキのほうきが真っ二つに折れてしまったときの感じで、以前だったら自然にできたことが、てんでできなくて愕然とする。

スランプだ!と口に出してみたりして、いろいろ内省したり、ちょっと距離をおいてみたり(いやいやそれでも心と頭はこれでいっぱいなのだけど)、
教材や録音データを聞いてはメモをとり、整理したりしていた。

徐々に感覚が戻ってきた感じがあってほっとすると同時に、これまでの学習プロセスの中で、今後も改めて意識しておこうと思ったことをメモしておきたい。
・自分の気になるところを大切にする。傾聴レベル1も大事。
・場が止まった、うまくいかないと少しでも感じたら、自分で背負い込まずにそれを反映し、建て直す。
・相手の偉大な本来の姿をみたいと心から願う
・行間や言葉の使われ方や言い回しに集中する
・視点に囚われていると気づいただけでも本質的変化は起こり始める
・”なんとかしてあげなきゃ””モデル通りうまくやらなきゃ”を手放す

それと何より、私の「とまらない気持ち」を大切にする。
楽しさ発見、できなかったからって卑下しない、学習して次に活かす。
こんなあり方が、私を自由にしてくれるのかもしれない。


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