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いるものといらないもの

世の中の商品やサービスには大きく分けて

”必要なもの”と”必要じゃないもの”がある。

もちろんその境界は人によって様々。

普段僕らがモノやサービスを購入するときは、その時点で自分が”必要だと思っている”からお金を出す。

しかし、それは本当に”必要なもの”かといわれると、多くの場合、”必要じゃないもの”の方にお金を多く出している気がする。


いわゆる、嗜好品や、娯楽だ。


生きていく上では”必要じゃない”もの。


不思議なもので、必要なものほどお金は出したくないのが僕たちの性分だ。


税金や医療費、通信費、日々の食費etc

生活にかかる費用は、なるべく安く済ませたい。

そして残りのお金を、生活には必要じゃないが、人生を楽しむために使う。


タピオカ、おしゃれなランチ、ブランドの洋服、ディズニーランドetc


***

僕はparkというお弁当屋さんをやっている。


お弁当というのは世間のイメージでいうと、安さ勝負。

つまり、日々の生活の中で生きていくのに最低限”食べなければならないもの”としてお弁当が選ばれている場合が多い。

「忙しい。でも、食べないわけにはいかない。サッとお弁当でも買って食べよう。」

お弁当は、このように、生活に”必要なもの”として分類されている。

これはお弁当屋さんとしてはすこぶる状況が悪い。

必要とされているが、必要とされているがゆえに、低価格を求められる。

そこで僕は徹底的に必要じゃないものを作るように心がけている。

必要じゃないけど、”欲しい”もの。

そういえば何かの本で「”ニーズ”ではなく”ウォンツ”を満たせ」と読んだことがある。



僕はできることならお弁当業界を盛り上げたいと思っている。

そのためには、”いらないもの”に属するお弁当を増やす必要がある。

どれだけ無駄なものを作れるか。

語弊はあるが、売れる商品というのはそういうものだと思っている。

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大吉!
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街の新しいお弁当屋さん“park”代表。九州大学卒業してから飲食の世界へきました。過去にはパリで修行したり。ここではお店の運営についてや経営のこと、あと育児のことなんかを書いていきます。1989年3月4日大阪生まれ。一児の父。