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何故、アプリにダラダラお金を払うの!?・・・Macは原則無料。

 Windows 11の情報をネットで眺めてみた。何十年ぶりだろうか。Windows情報を目にするのは、久しぶりでもあり、実に新鮮でもあった。

 家庭向けとか一般起業向けとかあり、ワープロ機能、表集計機能、プレゼンテーション機能など、一般的に使用するアプリを使用するのに、毎月使用料を払う仕組みになっている。

 筆者は、1984年以来、現在に至るまで、Macのみで仕事をしてきたので、現段階において、Windowsユーザーが、数十年前から進化が止まっているワープロ機能や表集計機能、そしてプレゼンテーション機能のアプリに、何故、毎月このように支払いが生じるのか、理解に苦しむ。

 それは、WindowsというOSの存在に対して、ありとあらゆるハードメーカーがWindows対応パソコンを製造し、そのOSの上にアプリを乗っけて仕事をする環境であるからだろうと。OS開発会社とハード製造会社が別なのだ。

 ところが、Apple社のスタンスは、自社開発Mac OSとMacBookやiMacというハードもApple社で製造するので、Windowsユーザーと比較すれば、不具合は少ないように感じてならない。また、iPhoneやiPadなどを併用すると、パソコンとの連動も容易く、iCloudでシンクロするので、何も考えずに仕事に集中することが可能となる。

 昔の話だが、兎に角、Windowsマシンに他のデバイスを接続するのに時間が掛かった。不具合も多く、セッティングに時間を要し、仕事が遅延することが多い人を見掛けることばかり。

 マシンを弄るのは楽しいかも知れないけれども、要は、仕事を可能な限り短時間に終えるために、効率よくパソコンを使い熟すのが、我々の目的である。行政官庁もWindowsばかり。何となく、OSに縛られ、あれもこれもと有料にてお金を放出してしまう。無駄な経費である。

 その点、Macユーザーは無駄な経費は殆どないと言っても過言ではない。iCloudもストレージが最大2Tの契約をしていても、数台のMac、iPad、iPhoneを一人で使っていても、毎月負担する金額は以下の通り。

 5GBまで無料、50GBまで130円、200GBまで400円、2TBまで1,300円となっている。実にお安く且つ安全に、確実にお金で買えない重要データを保管してくれる訳だ。

 iPhoneで撮影した動画や静止画は、気付かぬ内にデスクにあるMacBook ProやiMacに連動しているので、共有している意識もなく、悩むこともなく、さっさとデスクで仕事ができる環境を創造してくれる。

 勿論、筆者はICTのプロとして仕事を捌く必要があるので、別途、エクスターナル保管用のハードディスクなどを数台保有している。万が一のためのバックアップである。

 Macを始めて手にしたのは1984年だったが、その以前に、SHARPのMZ80-K2やMZ-5500、MZ-6500を使用したことがあった。まだまだMS-D0Sや不運のCP/Mの時代であったので、現在のように、魔法のような仕事ぶりではなかった。蛇足ながら、CP/Mの方がMS-DOSを凌駕していた。

 何はともあれ、圧倒的にWindowsユーザーが多いと聞くけれども、効率の良い使い方では、Macには到底及ばない。勿論、MacのハードにもWinsdows OSをインストールして、切り替えながら使っている人もいる。WindowsマシンよりもMacで走らせた方が速いと言う人もいたほどだ。

 しかし、どのOSを選ぶのか、どのマシンを購入するのか、どのアプリを使うかは仕事環境にも左右され、または、個人の趣味趣向の問題でもあるので、どれが一番良いとは断言できない。

 ただ、お遊び感覚で楽しくキーボードやトラックパッドを操っていると、Macに勝るマシンやOSは存在しないと、筆者なりに考えている。

 元々、Windows 95は、Macを模倣したものであったのだから。Apple社も存亡危うい時期もあったけれども、GAFAにマイクロソフトが入っていないのが、全てを物語っているのではなかろうか。

 また、ビル・ゲーツがハイスクール時代に、同氏の部屋のデスクに、Macintoshが燦然と輝いているのが、その証なのかも知れない。

左からMacintosh Color Classic II、SiliconGraphics IRIS INDIGO

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