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しまっちゃえ、義実家!<5>

予約していた、年金の死亡手続きと、か○ぽの保険の処理に行ってきました。

朝もはよから

年金事務所は、近郊だと木更津にあります。
義母の死亡時は、郵送だけで済んだんですが、今回はもろもろの手続きのために、予約を取って年金事務所に行ってくださいという葛飾区役所の窓口の助言で、予約をとって朝イチで訪問。

八時半から開所というので、一〇分前には着くように向かいました。しかし狭い駐車場、ほぼいっぱい。朝から凄いですね。
みんな予約済みかと思ったら、予約なしで突撃する人もいるらしい。そういう方は一時間以上待ちだそうです。私たちはすぐに呼ばれて、ブースが作られた窓口の一つに入りました。

私は単純に、今判ってる年金の個人番号に基づいて死亡手続きするだけだと思ってたので、正直、訪問しなきゃいけない理由がよく判りません。夫と義父が、別世帯なのが面倒なんだろうな、と漠然と思ってました。

まずは、義父の名前と住所、生年月日から、過去の記録を遡ります。戦前生まれの義父、その時代からも、厚生年金は存在しているとのこと。紐付いたデータから、転職歴も全部残っているようです。

一方で、何故か義母の記録も遡り始める担当者さん。どうやら義母の方が会社勤めの履歴が長いようで、遺族年金の対象になるかも知れない可能性を考慮して下さっていたらしい。

結局新たに発生する還付金などは亡く、年金支給日も過ぎているので、口座が停止されていなければ、それが最後の支給になり、特に面倒ごともない様子。これが口座が停止されていたら、数ヶ月後に、義父の最後の年金が夫の口座に振り込まれるそうです。

ここで最後の面倒ごと。
「生計同一関係に関する申立書」というものに、第三者の証明が必要とのことで。夫の場合は、別居の別世帯だが、援助の事実があったことを第三者に証明して貰うための署名が必要とのこと。これを提出して初めて、手続きが完了するとのことでした。

これは後日、夫の友人に書いてもらってから郵送です。実質、ここで出来る手続きは終わりました。三〇分程度で済みました。

昼からはか○ぽ

買い物やらお昼やらを済ませ、午後からは最寄りの郵便局でか○ぽの生命保険の後始末です。

義父には生きている生命保険(死亡保険)がふたつあります。
これは義母が亡くなったときのすったもんだで発覚したもので、死亡保険受取人が叔母、指定代理人が(既に死亡していた)義兄になっていて、当時(今にして思えば)がん末期だった叔母との話し合いののち、夫が受取人になっていました。


だから、死亡保険だけなら、本人確認だけど、親族関係確認書類はいらないのだけど、問題は付属する特約の入院保険。

死亡保険分は支払いが済んでいたものの、特約部分は毎年一括で引き落としがあった模様。病気や怪我による入院が四日以上になった場合、日額いくらの保証がついていて、これが4ヶ月分。確か証書では年間最大一二〇日分の保証だった記憶があります。これは、義父の代理として、相続人が受け取るもので、このための書類がめんどくさい。

お決まりの関係確認のための戸籍のほかに、義父の入院時の領収書。
私はきっと、診断書も求められるものだと思ってたのだけど(輸血以外の)手術加算がなければ、領収書だけで大丈夫とのことなのです。これはちょっと予想外でした。(輸血は請求書上は手術加算されます)

入院していた病院が二件なので、そのぶん書類も増えますが、なんとか夫に書かせ、保険の方は完了。書類に不備がなければ、払い込みのお知らせが届いて終わりとのことでした。

もう一つ残ってるのが、義父のゆうちょ通帳の精算。てか4桁しか入ってないですけどね……
手元に把握しているのは一つだけで、これを払い出すだけなら、関係確認の書類、戸籍があるからすぐ終わるそうなんだけど、問題は、これ以外の別の口座を持っていた場合。

申請すれば、ほかにも口座をもっていないか確認できるとのことで、ついでなのでそれをお願いすることにしました。

帰ってから、いい機会だし義母や義兄の死亡時に使った、もう不要な書類を捨てようとファイルを整理していたら、義兄のゆうちょ通帳を見つけました。どうせたいして入ってないだろうと思ってほったらかしにしていたのだけど、この際だから調査結果語の払い出しの際に見てもらおうかと思ってます。面倒ごとは一気に終わらせてしまおう。

残ってるのは

保険に関して残っているのは、火災保険と家財保険。これは少額の掛け捨てを年一回支払っていたもので、これも次の更新を止めないといけない。

そういえば、NHKも解約しないといけないんだった。NHKほど面倒な予感のあるものはないですね。
義実家の電気と水道はぎりぎりまで使うつもりだけど、そういえばどのタイミングで停止を申し出ればいいのか。引っ越しではない完全な退去の手続きって、人生でもそうそう経験しない出来事だと思う。

葬儀社の互助会解約に関しては別口でまとめます。てか、すっかり忘れてて、今回揃えた戸籍等を使って、申請書類は提出しました。
ここのところ年末で仕事が忙しいのと、義実家に敷いていく用事が無いのですっかり終わった気になっていたけど、まだまだやらなきゃいけないことは山積みでした。来月は来月で忙しいし、私に平穏はいつ来るのだろう。

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