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美術で新しい感覚をとりこむのがスキ☺︎

東京国立近代美術館で開催中のピーター・ドイグ展へ行ってきました。美術展を見るのが趣味なのですが、半年以上ぶり!に展示会に行けました!✨


まずは私の鑑賞のこだわり。
美術展ってみなさんどんな感じで見ていますか??
私は、音声ガイドがある展示会は必ず音声ガイドを聞くようにしています。作品に対しての作者の思いや時代背景をまずは知りたいからです。
音声ガイドを聞いたのちに、じっくりとその作品に向かい合って、どんな感覚や見え方で描いたんだろう。どうしてこういう表現をしたのだろう。と私なりに推測をして画家の感性を吸収していくのがすごくスキです。

今回も音声ガイドでピーター•ドイグの人生や時代背景、影響を受けた人物や絵などの説明を聞きながら鑑賞しました。


展示会場へ入ってまず感じたことは、
✳︎一つ一つの作品がとても大きい!
✳︎色使いや描き方がポップな感じがする
という印象でした。

風景画のようにみえて風景ではなく。
どこか近代的でポップな感じもあり、繊細さもある。ちょっとミステリアスな感覚になる作品だなと思いながら展示を見ていました。


※作品の写真撮影がOKだったので、撮った写真を何枚か載せますがネタバレ的になってしまったら嫌なので数枚だけにします☺︎ 撮影OKって珍しいですよね✨

モチーフの使い方がストーリーのようになっていたり、

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映画『13日の金曜日』の1シーンがイメージになっているそう。このカヌーのモチーフは彼の絵に度々出てきます。


直線的な描き方により作品に奥行きや連続性を作り出している感じ

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この格子状の書き方も、作品の中によく出てきます。

絵を見ているはずなのに、グラフィックデザインを見ているような感覚になり、視点を変えるとまた違う描き方に引き込まれていく作品ばかりでした。


一つ一つの作品が大きいので、近くで見たり離れて見たり、下から見上げてみたり。距離間を変えるとまた違う見え方をしますし、間近で作品をみると油絵独特の立体感を感じることができるので一つの作品をじーーっくり鑑賞できました。


最後の展示エリアは『Studio Film Club』というドイグが友人と始めた映画観賞会イベントの映画紹介のポスター?!のような作品がずらーっと並んでいます。その中のこれ↓

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『東京物語』

実は展示作品の中に『東京物語』に影響を受けて描かれている絵があったのですが、ここにも。

私は映画『東京物語』は見たことがないので、このドイグの作品で彼はこの映画のどこに惹かれてどんな風に見えていたのかなと興味が湧き映画を見てみたくなりました。


絵の鑑賞は私の中にはない感覚が視覚的に飛び込んでくるのがすごくワクワクするんです。目で感じて、頭で感じて、心で感じて。この新しいことを吸収する感覚がスキで美術展に行くことが私の趣味なんです☺︎

楽しかったー!!!✨


ピーター•ドイグについてこの動画がわかりやすかったので興味がある方はぜひご覧ください✨

では、bye♡
CHIKAKO☺︎









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