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鬼滅の考察

ヒーローものなど興味がなかったのだが、こんなにも心動かされるとは!何度見ても涙がにじむ。

セリフをリピートしたり声優さんにまで胸キュンしたりして、このまま行ったらキャラクターグッズなど買ってしまいそうで…。未知すぎる。

「煉獄の兄貴ーーー💓」


そうなんです。まさか、自分に2次元の推しができるとは思っていませんでした。


煉獄(れんごく)さんは、アニメ「鬼滅の刃」に出てくる柱(鬼を倒す強い人)のこと。


それまでは、仕事で出会う小中学生が2次元の推しに夢中になっている話を聞いて、「そういう年頃だからね」とか、現実の嫌なことを忘れるためのグッズ程度にしか思っていなかったところがあったかも…ゴメン!


しかも、戦いや鬼退治、残虐シーンなど…鬼滅の刃を見たいとは全く思っていませんでした。「鬼滅の刃 無限列車編」の映画を見るまでは。


違うんです。絵に描かれた2次元のキャラクターに魂が吹き込まれて、心が動かされて私の中のものと反応しました。


日本神話の要素が入っていて、月と太陽の関係だったり、自然界の火や水などだったり、神楽や修験道を思わせる内容があったりと、深いテーマが隠されています。しかも作者の名前は、吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)さん。「われ、峠を越えて、世に晴れを呼ぶ」カッコ良すぎやしませんか!?


確かに正直、戦いのシーンは残虐で、目と耳を塞ぎたくなり、テレビ放映の時はひと時チャンネルを変えました。ご飯の時は見てはいけません。しかも、幼い子どもがいる方は見せたくないと思うかもしれません。


けれど、何か、人との距離感や除菌騒ぎになっているような社会に、平面だけれど熱いものを呼び起こしてくれる、アニメだと思っています。


おかげで、仕事で会う子どもたちとも水の呼吸や全集中!など共通のキーワードで世界観を共有できるようになりました。


写真は、日輪刀を修行中の私です。

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