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【歌詞#51】カブトムシ/Beatles

君と僕は カブトムシ
甘い香りに 導かれて

真っ暗なこの道をゆくんだ 曖昧な光ならいらない
空気が変わってく境界 そう僕らは分かるんだ
誰だって最初はこわくて 目を閉じれば臆病で
だけど本当は 分かっていた

だんだんと体温上がって 甘い香りを嗅ぎ分けて
偶然君と出会ってからは 恐怖心より冒険心
新しい蜜の味を知って 新しい感覚を覚えて
いつか終わる命悟って 羽を開いていた

まるで僕ら カブトムシ
甘い香りに 導かれて


もうすぐ季節は変わって だんだん動けなくなって
まるで僕たちは 冬眠する爬虫類
それでもまた会えたなら 偶然 ただそれだけ
ただそれだけ そう ただそれだけ

思い出で出来ている僕たちは
いつだって いつかに戻って
甦る景色、感情を 何回も再生して
元の場所へ帰ってくだけ 来た道を辿ってゆくだけ
重くなった羽はしまって 受け入れてゆくだけ

君と僕は カブトムシ
甘い香りに 導かれて
暗闇の中 出会えたなら
朝が来るまで 森の中

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