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カタカムナ第7首

マカタマノ アマノミナカヌシ タカミムスヒ カムミムスヒ ミスマルノタマ

カタカムナで養われるのは直感力。私も直感で数々窮地を救われた事があるので、この力を鍛えたいと思っている一人です。

カタカムナも直感で学ぶことを決めました。

今回はカタカムナの中でも知られた歌、第7首を読み解きます。

マカタマノは勾玉の、であり、陰陽を表します。マはアマのマ、カは無限大、無限力、万物の根底の潜象カムのカですから、現象と潜象も表します。そして、潜象現象の二つが重なり合って現れた現象の粒子(必ずアマとカムが重なって、界面ウを通り越して現象物の粒子となります)の形が勾玉です。

アマノミナカヌシは、世界創造の中心の神で、タカミムスヒ、カムミムスヒと併せ、造化三神としてよく知られています。

ところがカタカムナにおいては、これらはまだ神として捉えられておらず、物理的に説明されていますので、思念は同じですが、少し今の概念とは異なっています。

つまり、カタカムナで言うアマノミナカヌシはアマ(見える生命体)カム(見えない生命力)の対向発生で、真ん中に集まり宇宙の中心にあるものを言います。
そしてカム全体の、パワーで動きが生ずる万物の発生している所を引き合って、全体のバランスを取りながら動きが安定している所でもあります。

タカミムスヒは六方から現象物として
カムミムスヒは潜象物としてあります。

潜象界のウに引っかかる状態から、現象に上がり、タとして潜象のカと離れ固有の物体として動き始めるのが、潜象と現象が結び合わさり、重合してできた物体(粒子)であるミスマルノタマです。

脳が全開しなくなった人間が、分かりやすく神として造化三神を歌うようになりました。つまり、元来自分の中に存在していた無限界の片割れであるカが自分より崇めるものに変わった時に独立した神として歌われるようになったということです。

5.6.7首はこの世の物質がどのようなものであるかを説明したものです。

マカタマは今は陰陽(潜象現象)の二相と捉えていますが、カタカムナは万物を四相で捉えます。ですから縄文時代は全開していた脳で全てのものを四相で捉えていました。ここに潜象を意識しなくなった現代の劣化した人間脳を見てとることができます。

5.6.7首は今まで何度も触れて来ましたが、今回の解釈を経て、宇宙の相似象を歌っているように感じました。

言霊で表現すると宇宙を現出できるのではないかと、これは私の解釈です。

難しい歌でしたが、何だか少し纏めるのが面白くなって来ました✌️


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