見出し画像

カタカムナ第8首

ウマシタカカム アシカビヒコ トコロチマタノ トキオカシ

まずは、ウマシタカのウについての説明です。
潜象から現象に移る瞬間の場所(界面)がウです。ここから潜象粒子として現象に上がって来たマが示し(シ)ます。タは、独立し、カから界面を通って現象物として生まれて来たものがウマシタカです。

根底的には、「生ましたか(生まれて来たか)」という意味ですね😅

カムアシカビヒコに移ります。
まずカムについて。
現象界の物体の中には、全てカムの生命力が入っています。これが現れる(ア)のを示し(シ)ます。アはアマ始元量のアであり現象物になる直前の鞠、球などを指します。
つまり、ウの界面を通り過ぎてこちら側に来た時に初めて重量とか体積をもった物体になるのですが、その直前のもの、ウの界面に居るあたりのものをアマ始原量と言います。アマとか鞠となった時に初めてそこから独立していきます。
シは示す。カは潜象のカ。
ヒヒコはヒビキと同じ。ヒヒは潜象と現象のヒを示し、コは繰り返しを意味し、これを対向発生といいます。

潜象と現象が重合し、対向発生し、新しいものに変わり、原始転換をします。

トコロチマタノは、重合を繰り返して新しい粒子が生まれて、さらに互換重合が発生し続けてだんだん大きくなって独立したら粒子になりますよ、という意味です。

トコロは場所の所、チマタは町の路地のように入り組んだ建物に道があるようなイメージです。重合の繰り返しによって新しい粒子を呼んで、続け様に互換重合が繰り返されて発生が続きます。そうすると潜象の世界から現象の世界に潜象を連れたまま独立して、例えば人間のような別生命になるのです。

続いて、トキオカシの説明です。
全物質(意志も含めて)はトコロに引き続きすぐトキが出て来ます。
直訳はトは十、重合、キは新しい生命の生命体、生命力を示します。それらが重合したものがトキオカシということです。

トキオカシはつまり、時は面白いなぁと同じことになります。時と所は必ず一緒にあり、片一方では目にも留まらず、存在はしません。時•所は重なっていて、互いに入れ替わる事が出来ます。通常のものであり、万物は物である限り、互換重合できるという新しい考えが提示されているのです。

どの生物も先に所•時を持っています。持たずに生存することはできないのです。四相論と二相論の違いと同様、時と所は別のものに扱われていますが、本当は両方一緒なのです。一緒でないと存在しないのです。

以上が第7首の説明です。
難しいですよね。うまくまとめられなくてごめんなさい💦

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?