見出し画像

おうちで中華 - 香辣野菜(山菜の激辛和え)

春の味覚・山菜。日本では天ぷらやお浸しが定番だが、中華料理にもなる。雲南や四川の中国西南部では、山菜を激辛和えにするのだ。これがもう、「ビールを呼ぶ山菜料理大会」で優勝を狙える旨さなので、ご紹介したい。

中国西南部での定番は、ワラビを使った香辣蕨菜(ワラビの激辛和え)。だが、ゼンマイやコゴミなど他の山菜で作っても美味しいので、料理名を香辣野菜(山菜の激辛和え)とした。中国語の「野菜」は日本語とは意味が違って、野生植物全般を指すのである。


香辣野菜 
xiānglà yěcài  

香辣野菜(山菜の激辛和え)。これはコゴミなので香辣荚果蕨。

日本の山菜料理は「素材の味を活かすべし」という発想でシンプルな味付けが多いが、実のところ、味の濃い山菜は強烈な辛味も見事に受け止める。

それどころか、油のコクと唐辛子の刺激のおかげで、おひたしより遥かに多くの量を食べられるように思う。

強烈に辛いが、バクバク食べてしまう。

定番の調理法に飽きたときの選択肢になれば幸いだ。また、山菜の水煮で作ることもできるので、一年中楽しめる料理だともいえる。

是非お試しあれ。

レシピは1本300円ですが、マガジン「春から夏の中華料理20選+1」なら21本で980円。1本47円となり大変お得ですので、マガジンをオススメします。

ここから先は

602字 / 1画像
この記事のみ ¥ 300

よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは食材と酒徒のやる気に姿を変え、新たなレシピとなって皆さまに還元される寸法です。