見出し画像

「情報発信」は外よりも内へ

ちょっと前、「情報発信」に関する話題が会話の中で出てきたとき、違和感を感じたことがあった。そのもやもやに対する考えを書き残しておきたい。

インターネットの海には、右から左へ。左から右へ。誰かが発した情報をコピペしたり、型をまねたりしたような情報があふれている。

私自身はそんな情報の海から、自分に合う情報をひとつひとつすくって、気になる人を追ったり、関係性を築いたりしている。私にとっていい情報とは、コスパのいい○○を教えてくれる情報でも、失敗しないための手順を教えてくれる情報でもない。

良い問いを与えてくれる情報だ。

良い問いを与えてくれる情報には、その人の言葉・キーワードが必ずある。その言葉が心にひっかかり、自分自身が考えることで、新しい気づきや視点を増やすことができる。良い情報・記事は、自分自身を良い方向へ変化させてくれるのだ。

一方で、もやもやを感じた会話の相手が話していた「情報発信」は、いかに情報を拡散させるかばかりに重きを置いていた。もちろん、必要としている人に必要な情報を届けたい。けれど、中身の無い空虚な情報を届けても、受け取った人には、もういろんなことがバレるだろう。

情報発信について語るとき、拡散させようと「外へ外へ」の部分が注目されやすい。けれど、その一歩前に、「どんな情報を届けたいのか?」、「受け取った人に、どんなアクションを起こしてほしいのか」?、「何のために情報発信するのか」、「内へ内へ」深ぼっていくことが大切だ。

内へ内へ深ぼってはじめて、人に伝わる言葉を見つけられるのだと思う。

\読んでくれてありがとうございます!/ 頂いたサポートは地域の中で使い、ご縁をぐるぐる回していきたいと思います。