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人は会った感じが9割なのかもしれない

本当のその人を知ろうと思ったら、やっぱり対面に勝る手段は無いのかもしれない。

今月末に市長・市議会議員選挙が行われる。そこで友人たちと、アンケートを持って各候補者を回っている。

前回の選挙もそうだったけれど、田舎に暮らしていると、そもそも各候補者が何をやっているのか、今後何をしていきたいのか?情報を得る手段があんまりない。

ホームページも、チラシさえも用意されていないことがあるから、知りたいと思っても探せないのだ。だから、誰に投票するかを決めるというハードルがものすごく高い。

この状況を改善したい!

そんな想いで候補者向けのアンケートを作成し、回答をもらってHP上に公開しよう!と動いている。

で、2日前から実際に各候補者のところを回っているのだけれど、実際に会うとめちゃめちゃ学びが多い。

というか、直接会うことで得られる情報量はやはりビデオ通話や電話のそれとは比較にならない。細かい表情、相手の逡巡、距離の取り方など、いろんな仕草から相手の気持ちというか人となりがにじみ出る。嘘がつけない。取り繕うのも難しい。

選挙ポスターには、市民の声を届けますって書いてあったけど、そんな姿勢本当にもってるのかなあと感じてしまった対応も受けた。

で、なんでそんな印象(ネガティブ)を受けたんだろうと考えたのだけど、おそらく相手側(候補者)も不安で自信がないのだろうという答えに行きついた。

自分を大きく見せることで、議員または候補者らしく見せたかったのかもしれない。きっと、不安で自信がない気持ちを覆い隠す防衛反応だったんだろうと推察する。

でも、本人の実態からはみ出した不自然でぎこちない雰囲気は、受け手として、あまり心地よいものではなかった。そして、そのはみ出した負のエネルギーは確実に伝わるんだってことを身をもって理解した。

おそらくこういった、何者かであるように振る舞う行動って、議員に関することだけではなくて、私たちの日常のいろんな場面で見られるんだと思う。

改めて、自分で経験して判断すること。肩書きとかに自分を乗っ取られないようにすること。

忘れないようにしたい。

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