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他者をジャッジしないという能力

本当にたくさんの人と関わりながら仕事をしている友人がいる。議員さんから、社長、アーティスト、関わる人の職種も多様だ。

たくさんの人と関わりながら仕事をするには、体力がいる。お互いの長所や短所を理解し、意思を尊重しながら成果には妥協しない、そんな精神的なタフさも求められる。

さらに言えば、「この人はこういう人だ」と、一方的にジャッジせず、真摯に向き合う姿勢が必要だ。

自分に近い意見を持っている人と仕事をしたり、話したりするのは楽しいし、安心感がある。共通認識を持つまでの前置きも短くて済み、コミュニケーションもスムーズに進むから楽だ。

だからついつい、この人は自分と似てるなあとか、ちょっと理解できなくて苦手やなとか、他者を簡単にジャッジしてしまいそうになることがある。

もちろん、精神的に無理をしてまで他者に向き合い続ける必要はない。けれど、他者をジャッジしながら生きることがデフォルトになり、自分と考え方や趣向が近い人とばかりいると、視野はどんどん狭くなり、苦言を呈してくれる人も周囲にいなくなるだろう。

新しい人や知識との出会いも減っていくだろう。

SNSのおかげで、自分自身を見せたいように見せることができ、知りたい情報だけを集めた世界(タイムライン)を作れるようになった。amzonのアカウントを開くと、自分の興味に合った商品がおすすめされ、世界がどんどん狭くなっているように感じてしまう。

私たちは家族でさえ、完全に理解することはできない。だからこそ、他者を簡単にジャッジせず、想像力をもって向き合うことを意識していきたいなあ、そっちの方が、楽しそうだなあと感じる今日この頃です。

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