意思は哲学になり、やりたいことを後押ししてくれる
「応援してるけど、ビジネスをしよるから手伝えん。」、って言われたんよ。
友達が意を決して選挙に立候補した時に、会社を経営している友人からかけられた言葉。もう2年以上も経つのだけれど、この言葉がずっと頭から離れない。
その当時は、「そうなんだー、確かにビジネスやってると、特定の候補者を応援することがマイナスになる可能性もあるからしょうがないよなあ」、と考えていた。
一方で、じゃあ何のためのビジネスなのか?なぜそれをやるのか?と思った。個人の意思とビジネスのやり方が相反している場合、どう割り切るのか、割り切れるのかと。
同時に、自分の気持ちをごまかすのか?、そうまでしてやりたいことなのか?とか、自分にも問いかけられたような気がした。
そして、やりたいことと自分の意思が一致した仕事をしたい、生き方をしたいと心から思った。
あれから2年以上経って、世の中の流れ的にも、ビジネスにとって、個人の意思は決してマイナスにならなくなっているような気がしている。
むしろ、個人の意思、経営者の意思が不可欠になってきていて、その意思に人が集まり、コミュニティができている。意思が無ければ、お客さんだけでなく、働き手の確保も難しくなっているようにも感じる。
ただ「便利」や「かわいい」というだけでは、もう差別化するのは難しくて、その背景にある哲学みたいな強い意思に人はひきつけられる。そして今後ますます、何を買うかと同じくらい、誰から買うかが大事になってくるだろう。
ビジネスのやり方やお金の使い方は、個人の生き方の問題で、いろいろあっていい。
だからこそ、私は自分に嘘のない生き方をしたいなあと思う。
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