MuM-vol.5-イベントレポート
令和4年6月25日(土)に宮古市内のシネマ・デ・アエルにて、今年度初、通算5回目となるMeet up Miyako!! を開催しました。今回はそのイベントレポートです。
1.「Meet up! Miyako」って何?
このイベントは宮古市地域おこし協力隊の吉浜隊員と笹原隊員が共同で、昨年度から開催しているイベントです。
2人の共通点は、『20代のUターン者である』ということ。
震災以降復興の最前線に立っていた今は30代以上の大人たちに比べて、20代のためのコミュニティは少ないと感じていました。
そこで、「岩手県内でローカルプレイヤーとして活動している人をゲストにお迎えし、トークセッションを開催したら面白いのではないか?」と考え、宮古発20代限定のトークセッションイベントを開催しました!
さらに今年は、新しくIターンで地域おこし協力隊に加入した八島隊員と青山隊員も参加して、よりパワーアップした状態で開催しています!
2.-vol.5-のゲストスピーカーは?
5回目の開催となる今回は、宮城県気仙沼市の認定NPO法人底上げの理事長であり、東北芸術工科大学で専任講師をされている矢部寛明さんをお迎えしました。
今回は「少しだけ明日が生きやすくなること」をテーマにお話しいただきました。
3.ファシリテーターについて
今回はなんと言ってもトークセッションイベント。
ゲストスピーカーの方からお話を引き出していただくのは、宮古市内のNPO法人みやっこベースで理事長を務める早川輝さんです。
移住者でありながら、ローカルのフロントランナーとして活躍し続けるお二人。そんなお二人の共通体験や、地域に感じる可能性をお聞きしながら、宮古の二十代のコミュニティ形成のヒントを探っていきます。
※早川氏には毎回ファシリテーターとして登壇して頂きます。
4.いよいよ始まるトークセッション
まずは矢部さんの自己紹介から始まりました。
10代の頃からやっていたビリヤードに熱中していた20代。矢部さんは23歳の時に早稲田大学に入学します。
何かに熱中していても、周りの目が気になっていた20代前半。
他者評価を気にせずに、自分の軸を持つことを考えます。
普通という言葉からくるプレッシャーに苛まれながらも、自分でイベントを開催したり、オーストラリアを旅する中で、新しい価値観が広がっていったそうです。
自分自身をよりよく理解するためにも、普段自分がいるコミュニティから一歩出て、自分とは違う意見の人と話すことで、対話を通じて自分自身の大切なものが見えてくるようになると語る矢部さん。
矢部さん自身が20代の自分にアドバイスをするとすれば、
「旅をすること、本を読むこと、恋愛をすること」だそう。
知らない価値観の中で揺さぶられることが何より大切!
対話の中で他人を理解できなくても、相手の存在を認識することで、自分の価値観は広がっていきます。
5.対話を求めてワークショップへ
ワークショップでは、数人のグループに分かれてOST形式のディスカッションを行いました。
自分自身の興味関心に対して、さまざまな人間と対話することができるOST形式は事前に準備していましたが、今回のテーマにぴったりなものになりました。
コミュニティ形成の話や、自分自身の仕事に関する悩みが出たりと課題に立ち向かうことのできるコミュニティが出来上がっていく感じがしていました!
6.Meet up! Miyako-vol.5-終了
最後は、ゲスト、ファシリ、参加者、全員揃って記念写真を撮影しました!
今回は過去最高の参加人数となったMeet up Miyako!次回もたくさんの皆様に参加していただけると嬉しいです!
7.次回の開催は?
Meet up! Miyakoは2ヶ月に一度開催されるイベントです。
次回の開催予定日は8月27日(土)。
次回は盛岡市出身で、実写版「るろうに剣心」の監督としても知られる、映画監督脚本家の大友啓史さんをゲストスピーカーにお迎えします。
宮古市内在住の20代の方はぜひお越しください!
執筆:笹原爽志
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