Meet up! Miyako -vol.1- event report
令和3年 7月17日（土）宮古市内のシネマ・デ・アエルにてMeet up! Miyako -vol.1- を開催いたしました！今回はそのイベントレポートです。
1.「Meet up! Miyako」ってなに？
このイベントは宮古市地域おこし協力隊の吉浜隊員と笹原隊員が共同で開催しているイベントです。
2人の共通点は、『20代のUターン者である』ということ。
震災以降復興の最前線に立っていた今は30代以上の大人たちに比べて、20代のためのコミュニティは少ないと感じていました。
そこで、「岩手県内でローカルプレイヤーとして活動している人をゲストにお迎えし、トークセッションを開催したら面白いのではないか？」と考え、宮古発20代限定のトークセッションイベントを開催しました！
2. vol.1 のゲストスピーカーは？
記念すべき第一回目にゲストスピーカーとしてお越しいただいたのは、陸前高田市広田町を拠点に活動するNPO法人SETの理事長であり元陸前高田市議会議員でもある三井俊介氏にお越しいただきました。
三井俊介 NPO法人SET理事長 元陸前高田市議会議員
1989年、茨城県つくば市出身。
NPO法人SETを立ち上げ、陸前高田市広田町を拠点としながら、
民泊事業や大学生が広田町で活動するプログラムなどを開催する。
3児の父。
今回は参加者層に合わせて、「ローカルの魅力」、「地域の価値」「コミュニティとキャリア」についてお話しいただきます。
3. ファシリテーターについて
今回はなんと言ってもトークセッションイベント。
ゲストスピーカーの方からお話を引き出していただくのは、宮古市内のNPO法人みやっこベースで事務局長を務める早川輝さんです。
早川輝 NPO法人みやっこベース事務局長
1987年福岡県北九州市出身。震災直後にボランティアのため宮古市を訪れる。地元の高校生の力になりたいとNPO法人みやっこベースを設立。
宮古の街づくりや学生の社会参画に携わる。1児の父。
移住者でありながら、ローカルのフロントランナーとして活躍し続けるお二人。そんなお二人の共通体験や、地域に感じる可能性をお聞きしながら、宮古の二十代のコミュニティ形成のヒントを探っていきます。
※早川氏には毎回ファシリテーターとして登壇して頂きます。
4.いよいよ始まるトークセッション！！
（左から早川氏、三井氏、吉浜隊員）
吉浜隊員の挨拶から始まった今回のイベント。
お二人に自己紹介していただいた後に、それぞれの二十代の過ごし方をお話ししていただきました。
参加者は全員、宮古市在住の20代。
キャリアのヒントや、ローカルを楽しむヒントを探っていきます。
お二人とも、NPO法人の活動を始めたのが20代ということで、一つのきっかけにもなった東日本大震災からの復興期のお話などもありました。
その後、話題は「ローカルの価値」へと進んで行きました。
我々20代が宮古市にいることでどんな変化を起こしていくことができるのか？首都圏ではなくこの地方都市で生きていくことはどんな意味があるのか。参加者のメモをとる手も加速していきます。
常に時代とともに変化していく、ローカルのあり方。
牧歌的な田舎讃美だけではなく、ソーシャルキャピタルの構築や、活動を通した幸福度の上昇など、アカデミックな数字を示していただきながら、トークセッションは進んで行きました。
5.アツい空気をはらんだままワークショップへ
トークセッションでインプットした後は、ワークショップでアウトプット！
今回はより一人一人の意見が伝わりやすいように、２つのグループに別れてワークショップを行いました。
同じ宮古に住んでいても初めて会う人と、コミュニティを築いていくためのヒントを話し合ったり。
コーヒーブレイクしながらゲストスピーカーと会話を弾ませたり。
自分の中にあるものを言語にして、いろんな意見と重ね合わせていきます。
和やかな空気の中にも、学びへの期待と真剣な眼差しが交差している会場。終了時間間際まで積極的な議論が交わされていました。
6.Meet up! Miyako -vol.1- 終了！
最後は、三井氏、早川氏を交えてみんなで記念写真を撮影しました。
今回ここで出会ったメンバーが、新たなコミュニティを創出したり、地域の楽しみ方を発見してもらえると非常に嬉しいです！
7.次回の開催は？
Meet up! Miyakoは今回で終わりではなく、2ヶ月に一度開催する予定のイベントです。次回の開催予定日は9月25日（土）。
次回は新卒 Iターンで漁師となり、ライター、ライフスタイルブランドuraを手がける三浦尚子さんをゲストスピーカーにお迎えします。
宮古市内在住の20代の方はぜひお越しください。
本イベントでは、感染症対策を徹底し、2メートル以上の距離をとっている、もしくは写真撮影を無言で行う場合のみマスクを外しております。
イベント会場におきましては、Co2濃度の計測や換気を徹底して行い、来場者、ゲストスピーカーともに、入場前の検温と手指消毒を行なっております。
執筆：笹原爽志
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