マーロン・ブランド Marlon Brando (1924-2004) の誕生日 (4月3日) 米俳優

マーロン・ブランド Marlon Brando  (1924年-2004年) の誕生日  (4月3日)。アメリカの俳優・映画監督。

「ゴッドファーザー PARTII」で
リー・ストラスバーグ演じるユダヤ・マフィアと対立する
イタリア・マフィアのボスを演じたお三方、
マーロン・ブランド、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノは皆、
そのリー・ストラスバーグが運営責任者であるニューヨークの演劇学校出身。

ただ、マーロン・ブランドは影響を受けた指導者として、
リー・ストラスバーグで無く、
演技指導者・女優のステラ・アドラーの名を挙げている。

( ブランドは俳優になる前からステラ・アドラーに演技を学んでいた。)

意外かもしれないがマーロン・ブランドは、
むしろリー・ストラスバーグや、そのスクールの「メソッド演技」に対して
かなり批判的であり、
「メソッド演技は汚され、誤用されてきた」とさえ述べている。

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たしかに
マーロン・ブランドのいくつかの演技を見ても感じるが、

個々の役柄を演ずる場合
よく笑う役柄なのかそうでないのかや、
目つきが平行であるのかちょっと上目遣いなのか
背筋は伸びているのか猫背でヌッと出てくる感じなのか、

等々、観客が目にする「演技」の形というのは

あくまで「個別的な」、そのつど編み出される形 (外形) であって、
( ステラ・アドラーが「演技は教えられるものではない」と言ったのにも、
そういう意味があるかもしれず、)

マーロン・ブランドの演技が革命的だというのも、そこが上手いからであろう。

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一方「メソッド演技」は、
例えば「気持ちを作る」「状況を考える」というのが、
一見「個別的」な「役柄に対応している」ようでいて、

しかし実は演者の「内面」がそうなる
( 言い換えれば、「演出家」や「指導者」がその手法によって仕切っている )
という点に重きが置かれていて、
( その「単一的」「メソッド」の内面に、より重きを置いた状態であり )

それは、「形」となって観客の目の前に出なければ意味が無いものと感じます。

「形」にする段階に関しては、
「内面」( その対象のリアルな存在としての。) よりも
「外形」( それをどう表すかのプロ的技術としての。) 自体へのコミット
( あるいは、内外両面の [従来通りの?] バランス )
の方が大事なのでは、と考えています。




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第1回FLIX賞受賞 (映画論文。ルイス・ブニュエル監督の映画等に関して。1992年) の縁で、映画と芸術について、倫理分析や様式史的観点、レトリック・ギャグを交えつつ、体系化を目論んでいます。 「映画」の「どこに誰が出ているか」が、すぐわかる記事を心がけます。