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好み、ど真ん中。

何か事情があったようで、娘の保育園での担任の先生が代わった。

新たに担任となったのは、先日、楽しげに歯ブラシの行方を話してくれた先生。
歯ブラシが飛んでいった話を分かち合える喜び
(ちょうどその日に娘が持ち帰ってきたお手紙で発表されたのだった)

翌日、娘を送っていった教室にその先生がいて、あらためて担任になった挨拶をしてくれた。

そして、当日の延長保育を依頼したわたしに
「忙しい時期とかあるの?」
とさらっと聞いてくれた。
「月末が多いかなー」
と答えたわたしを、「大変ね」という言葉とくしゃくしゃっと笑う表情で受けとめてくれる。

と書いても、わたしの得た感覚を1割も表現できている気がしないのだけれど。
とにかく、その先生のコミュニケーションが心地よく、わたしの好みだった。

ひとりの人と人として関われている感覚。
「保育士として」
「保育園に通う子の母として」
だけではないコミュニケーション。

プライベートでも親密になる、とか
長い時間、深い話をする、とかのことではない。

目の前の人に興味を持つこと。
その人との間に生まれる空気感や対話に価値を置くこと。
それを楽しんでいること。
心地よく心の距離が近づく感じが、とても嬉しかった。

これはもう、本当に好みなのだろうと思うのだけれど。

ちなみに、わたしはフリーランスで仕事をしている。
連続して客先で研修やファシリテーションをすることもあれば、落ち着いてマイペースにパソコンに向かう日が続くこともある。
なので、いわゆる締め作業などで月末が忙しいというのとは違うし、ここ最近はどちらかというと月末に予定が多めかなというぐらいだった。
フリーランスでどんな仕事をしているのか、を保育園のママ友にいつもうまく説明できずにいる。
この先生からの問いにも、そのあたりの癖が発動したまま「月末かな」と答えてしまったな、と実は小さく後悔している(笑)

好みど真ん中のコミュニケーションに、わたしも自然体ど真ん中で答えたかったな、と。

#日記 #つぶやき #コミュニケーション #対話

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