『人を許す』ことが自分にとってプラスになる理由を考えてみた。
心理学の本や自己啓発本を読むと、
『人を許す』ことの大切さについて
書かれていることがあります。
正直なところ、
わたしは
この『人を許す』ということが苦手
でした。
自分は
酷いことを言われたり、されたりしたのに、
その人たちは何の改善もせず、
自分だけが『人を許す』という苦労を強いられているようで、
その人たちに負けた気がしたからです。
何だか、自分だけが損をした気もしました。
20代の頃は
特に負けん気が強かったですからね 笑。
けれど、
30代に入っても、
『人を許す』ということにあまり積極的になれません
でした。
しかしながら、
心理学、哲学、自己啓発本、スピリチュアル本などを読み、
人と様々な話をし続けた結果、
確かに
『人を許す』ことは大切だな、と
最近、
ようやく腑に落ちてきました。
今回は
みなさんとそれを共有しようかな、
と思います。
結論から言うと、
『人を許す』ことは
人生で起こったマイナス要素をプラス要素へ変え、
それが自己肯定感にも繋がるから
大切なのではないか、
と思えるようになったのです。
わたしたちは
人から酷いことを言われたり、されたりすると、
その記憶が
人生のうちの『マイナスの出来事』として記憶されている
のではないでしょうか?
その記憶を思い出す度、
悔しかったり、悲しかったり、辛かったりした気持ちがあふれ、
それが一種のストレスとなります。
そして、
自分はどうしてそういう人と出会ってしまったんだろう?
自分はどうしてもっと上手く立ち回れなかったんだろう?
違う選択をしていたら、その人に出会わなくて済んだんじゃないだろうか?
と自分を責めたり、自分の不幸を嘆いたり
してはいませんか?
わたしも
『許せない人』との記憶を思い出し、
もっと違う道を選べば良かったのかも。
もっと穏便に済ませる方法があったかも。
どうしてあのときに毅然とした態度を取れなかったのだろう。
と後悔の念にかられ、
自己否定感を強くしていました。
けれど、
許せない『人を許す』と、
その人と共有していた時間や出来事が
マイナスで無くなります。
もっと言えば、
そこから学ぶこともあった、良い経験だった、
とプラスに変わっていきます。
人生の中で、
許せない『人』がいる時点が
自己否定に繋がるより、
『人を許す』ことで、
その時点も自己肯定に繋がっていく。
その方が
自分の人生を、自分自身を肯定できる。
そして、
『人を許す』ことで『自分をも許す』ことにも
繋がる
と思うのです。
そのときに辛いと思った出来事は
自分の不足で起きたことではない。
自分の成長に必要なことだったし、
その人もこちらに酷いことをしたのは
何か理由があったのかもしれない。
自分も他人も完璧ではありません。
きっと、
気がつかないうちに
自分も人を傷つけているかもしれません。
『人を許』し、
『自分も許』していく方が
気を張らずに、心を緩ませて生きていく1つの方法だ、
と特に最近思ったので、
みなさんと共有したくて
この記事を書いてみました。
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