これも、情。『月刊Hanadaセレクション「"愛知のテドロス"大村秀章愛知県知事リコール! 高須克弥院長熱烈応援号」』レビュー


☆こんな人におすすめ!

・あいちトリエンナーレ(あいトリ)「表現の不自由展・その後(不自由展)」に対する右派の主張を知りたい!

・高須院長・『Hanada』が大好き!

・誰に何を言われようと大村愛知県知事をリコールしたい!

 みんな、元気?突然だけど、『Hanada』って知ってるかな?いや、貴乃花の兄ちゃんも花田だけどさ。そう、花田紀凱(かずよし)さんが編集してる右派雑誌のことだね。新聞に広告がよく出てるから知ってる人もいるかもしれないね。その『Hanada』は、たまに増刊号のようなものを出してるんだよね。百田尚樹さん特集とか、櫻井よしこさん特集とか、安倍総理特集とか、まあそんな感じ。そして今回の特集は、言うなれば『表現の不自由展・高須克弥院長特集』。高須院長は自らの主張と真逆のものと一緒くたにされて迷惑じゃないのかななんて邪推は置いといて、まあ右派オールスターズによる不自由展批判と高須院長の自伝的な内容が載っているんだ。記事の一つ一つは割とさくっと読める。早速見ていこう。

・高須克弥×百田尚樹×有本香×竹田恒泰×武田邦彦 大村愛知県知事リコール 緊急記者会見全再録
 ネトウヨのアベンジャーズ、もしくはいいとも最終回、もしくはスマッシュブラザーズによる会見を全文掲載。武田邦彦さんの蛇足感。武田さん「学問の自由、芸術の自由は非常に大事」ってうっかり言っちゃってるね。付き合いで参加した感じがめっちゃする。「愛知県民だから仲間に入れておこうか」みたいな。有本香さんは頭は切れるけど、なんで百田さんたちと付き合うんだろうか。売れるから?あとあんまり関係ないかもしれないけれど、竹田恒泰さんは、大村知事が即位の礼に参列するときにツイッターで呪いをかけようとしたのがマジで「ないわ」と思った。小学生のイジメかよと思った。まあ人を呪わば穴二つというからね。モーリー・ロバートソンさんも「呪うと自分に帰ってくる」と言っているね。まあ竹田さんはあんまり呪いとかやらないほうがいいよ。流石にひくわ。

https://twitter.com/takenoma/status/1186304026637242368?s=19

『#大村来るな
賊冦之中過度我身
毒魔之中過度我身
毒氣之中過度我身
毀厄之中過度我身
五急六害之中過度我身
五兵六舌之中過度我身
厭魅之中過度我身
萬病除癒、所欲随心、急急如律令。』

https://twitter.com/takenoma/status/1186301748589150208?s=19

『#大村来るな
悪霊退散』

https://twitter.com/gjmorley/status/643838099450040320?s=19

『時々失礼な相手や理不尽な力関係を押し付けられて我慢がならなくなった時、反射的に呪いをかけてきました。その時、決まっていい結果は(相手にとって)訪れませんでした。電子機器をいくつも「ポン!」と故障させたこともあります。でも悪い念を飛ばすと7回自分に跳ね返るという戒めを守っています。』
※この最後のツイートはモーリー・ロバートソンさんのものです。


・高須克弥 リコール運動、私の真意
 高須院長がどうして大村知事をリコールしようと思ったかが書かれている。大村知事リコール問題を手っ取り早く知りたいならこれだけ読めばいいかも。それにしても、ツイッターでブロックされることへの高須院長の耐性が弱すぎる。私怨が強い。ツイッターから距離を置いて、パートナーの西原理恵子氏とゆっくり過ごしては如何だろうか。
・河村たかし 朝日新聞と中日新聞への公開質問状
 きしめんヘイターを許さない河村たかし市長。名古屋愛だけは伝わってきた。あとは新聞社への難癖。
・高須克弥×河村たかし 腐敗した大村王国をリセットせにゃいかん
 同時に発売されている(いた)『月刊Hanada9月号』中に掲載されているのと同内容の対談。本誌には載せずに月刊の方だけに載せようという嫌らしさがないのだけは褒めてもいいと思う。というか、河村っちは大村っちより長く市長をやってるけど、多選による腐敗とかは考えないのかね。
・門田隆将 「表現の不自由展」はヘイトそのものだ
 門田さんさ、法務省のサイトで「ヘイトスピーチ」っていうものの定義を見たほうがいいと思うよ。仮にもジャーナリストだから調べるの得意でしょ。あと大浦さんや中垣さん等の作家さんにも取材しようよ。当事者に取材しないのはフェアじゃないと思うよ。安易に「ヘイト」を乱用するの良くないよ。
・門田隆将×河村たかし マスコミが報じない不都合な真実
 不都合だからじゃなくてデマだから報じないの。はい終わり。くだらんね。
・小川榮太郎 「不自由」を作るのは君らだ
 各国の国家元首の写真を各国で燃やしてみろよー、不自由展擁護派の父母の日記を繋ぎ合わせて「間抜けな〇〇人の墓」とか題して展示してみろよー、というネトウヨ並の感想。そんな展示してませんけど。じゃあ小川さんがやってみればいいじゃないですか。手本見せてくださいよ。
・藤原かずえ 表現の自由を弄ぶなかれ
 テレビ論評。報道を振り返るという意味ではいいかも。
・木佐芳男 中止を一面トップで報じた朝日新聞の病理
 朝日は叩いても潰れないから叩き甲斐があるよねー(棒)
・竹田恒泰 実体はただの「反日展」
 昭和天皇の画像を燃やすことを法的に問題視することが難しいことが書かれている文章。
・高須克弥 天皇とは日本の"父"
 「昭和天皇独白録」の原本を落札した裏話。これは興味深かった。
・高須克弥 靖国の心をつなぐ若者たちへ
 靖国でのイベントの挨拶の使いまわし。
・高須克弥 防空壕で生まれて
 写真をふんだんに使った半生記。これこそカラーで見たかったな。
・「表現の不自由展・その後」誌上大公開!
 右派が批判している展示をここぞとばかりに載せている。横尾忠則さんの旭日旗に類似していると言われた作品も載せたことで、「左派に批判された作品も展示していたこと」を伝えようとしたことだけは褒めてあげよう。なおChim↑pom(チンポム)の『気合い100連発』の画像はない模様。
【『週刊新潮』の追及】
・公金10億円が費やされた「表現の不自由展」にあの黒幕
・表現の自由はなぜそんなに「公金」が欲しいのか
週刊誌だからなのか、あしざまに書くプロだなという印象。この本の中で唯一津田大介氏に取材した記事。津田氏・東浩紀氏が共に謝罪したニコ生での発言の件を蒸し返して掲載している辺り人が悪いなと思う。
【「表現の不自由展・その後」私はこう考える】
・有本香 「あいちトリエンナーレ」本当の"戦犯"
 有本さんね、公金が注ぎ込まれてるからこそ、その表現の強弱に関係なく、多様な表現が展示されるべきなんだよ。
・島田洋一 アメリカ版「表現の不自由展」
 前半はちょっと何言ってるか分かんない(c)サンドウィッチマン富澤。後半はへえ、こんな事例があったんだと思った。しかしこういう海外の表現の自由事件簿を知りたいなら「美術手帖 2020年4月号(表現の自由特集)」にいっぱい書いてあるので、本稿を読む必要があるかと言われると謎。
・高橋洋一 公金支出と芸術の関係とは
 もっともらしいことを言っているが、この人は経済学者であっても法学者ではないから、この人の話は話半分くらいで聞いておいたほうがいい。作品を不快だと思う国民が多ければ、公費支出が認められなくて当然だって言ってるけど、それって自分が不快なものにお金出したくないだけでしょ。わがまま。
・長谷川幸洋 呆れた中日新聞のトンチンカンぶり
 長谷川さんはこんなにやんちゃしてても東京・中日新聞を最後までクビにならなかったからすごいよね。昭和天皇を冒涜、ってところデマだし。社論と違うことは書いてもいいと思うけど、デマ書いたらダメでしょ。
・岩田温 大村知事は"自らの不明"を恥じよ
 岩田先生のYouTubeは面白くてよく観ている。『政治学者が実践する 流されない読書』は僕の好きな本の一つだ。たまにはっとするような良いことも岩田先生は言うのだが、こと芸術と表現の自由の問題については凡庸な右派の主張である。「日本国民に謝罪しろ大村知事」、って主語がでかいんだよ。
・ケント・ギルバート アメリカなら退役軍人が黙っていない
 アメリカではって、出羽守(「でわのかみ」と読む。アメリカ「では」、欧州「では」と外国の事例を自慢げに語りたがる連中のこと)かよ。
・高須克弥の激熱ツイート118選
 あいトリ騒動(2019年8月)から最近(2020年7月)までのツイートが載っている。発売ギリギリまで高須先生のツイートを載せようと頑張ったことはよく分かる。

 しかしそれにしても、

https://twitter.com/katsuyatakasu/status/655958931190124544?s=19

『南京もアウシュビッツも捏造だと思う。』

https://twitter.com/katsuyatakasu/status/656129699630858240?s=19

『アンネのサインと日記の字は全く違います。子供にあんな名文は書けません。アンネの日記はボールペンで書かれていますが、当時のドイツなはボールペンはありませんでした。ボールペンは後世の発明品です。』

https://twitter.com/katsuyatakasu/status/899743590091341824?s=19

『ナチスの庇護を受けた優秀な科学者は尊敬に価する。しかし人種差別のナチズムは僕の八紘一宇のイデオロギーの対極である。
第三帝国と大日本帝国はお互いのイデオロギーが違うが共通の敵があったので手を組んだにすぎない。
僕はナチスの良いところを評価し気にくわないことには同調しないだけだ。 』

https://twitter.com/katsuyatakasu/status/1280130836105269248?s=19

『大村知事を操っているメインの敵って何ですか?
人間ですか?
寄生虫ですか?
蛆虫ですか?』

これらのツイートは載せないのだろうか。(炎上しそうという意味で)「激熱」だと思うが。

・デヴィ・スカルノ デヴィ夫人もリコール運動熱烈応援宣言!
 デヴィ夫人はスカルノ・インドネシア大統領夫人時代のエピソードをもっと言ったほうがいいと思う。ただの「セレブおばさん」として若者に消費されてるのが非常に惜しい。戦後史の生き証人なのに。肝心の内容は半分近くが金慶殊さんへの難癖。しまいには「韓国に帰れ」と言う始末。いやせめて原稿の全部をあいトリもしくは愛知県・名古屋市のことで埋める努力をしようよ。
・大村秀章言行録
 こってりした右派の主張を読んだあとに訪れるひとときのオアシス。アニメ『ポプテピピック』における『ボブネミミッミ』のような存在。こっちのほうが本編なんじゃないかと思う。ぐう正論。
・Yes! 高須のこれはNo! だぜ
 渡部不倫や自粛警察など、『夕刊フジ』の連載の中から最近の話題をピックアップしたもの。どうせなら、過去の全記事からベストオブベストの傑作選を掲載してほしかった。かっちゃんの本気が見たかった。
・編集部から、編集長から
 こんなこってりしたものをよく体調崩さずに毎月編集できてるね。この月は特に忙しかったようだよ。その元気をどこか別のところに活かしうわなにをするやめろくぁwせdrftgyふじこlp
【全体の評価】
この手の右派雑誌には当たり前なのかもしれないけれど、紙がザラザラしている。これじゃ長持ちしないよ。あと、『正論』『週刊新潮』の記事は使えるけど『WiLL』の記事は使えないんだね。大人の事情があるのかな。    
 また、この本の中にはいくつかデマや事実誤認がある。いくつか見ていこう。
☓「昭和天皇の写真を焼いて踏みにじる作品」(竹田氏)「昭和天皇の肖像画をバーナーで燃やして、燃えカスを足で踏みにじる映像」(百田氏)

○「昭和天皇の肖像画を使用した作品『遠近を抱えて』を燃やし、踏んだ映像」
 燃やし、そして踏んだのは昭和天皇の肖像画や写真そのものではない。問題になった映像作品『遠近を抱えて PartⅡ』は、昭和天皇の肖像を題材にした絵画『遠近を抱えて』という作品を燃やし、踏んだ様子を動画に収めたものである。この本の中では誰もこのことには触れていない。勿論、この映像の題材となった「富山県立近代美術館『'86富山の美術』展図録焼却事件」に触れる者もいなかった。この映像はこの事件とセットで語られるべきだと思うのだが、なぜだろうか。あえてこのことについては校閲やら事実確認やらはしなかったのだろうか。

☓「「間抜けな日本人の墓」というタイトルで、大東亜戦争に出征していった兵士たち、あるいは特攻隊員たちの寄せ書きをカマクラ風のものに乗せたもの」(百田氏)

○正しいタイトルは『《時代(とき)の肖像―絶滅危惧種 idiot JAPONICA 円墳―》』。「実際には海軍兵学校在籍中に終戦を迎えた(筆者注:作者の)中垣氏の養父が書いたものであり、「特攻隊」とは何も関係のないものである。そもそも中垣氏は従兄弟の父親を戦艦大和の特攻作戦で亡くしており、特攻隊員にはむしろ極めて同情的な人物だ。」(出典:共同通信『表現の自由を考える 「あいトレ」が映し出したもの』2019年11月13日URL: https://www.google.com/amp/s/www.kyodo.co.jp/national-culture/2019-11-13_2364272/amp/ )
百田氏を擁護するとすれば、中垣氏がウェブ上で「これは『馬鹿な日本人の墓』なんですよ」(出典:IWJ『可視化された表現の自由の範疇 〜美術館に作品の撤去を求められた芸術家・中垣克久氏インタビュー ━原佑介記者 2014.3.4』URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/129037 )と言っていることから、これを正式な作品のタイトルだと誤解したのだろう。しかし、中垣氏はそれほど「反日」的な人物というわけでもなく、先程引用したIWJの記事の中では、中垣氏が米国を批判する作品も製作していることがわかる。「米国による「原爆投下」の罪は今も裁かれておらず、決して許されることではない」というキノコ雲が檻に入った作品(この作品は不自由展には展示されていない)のメッセージからは、日本への思いすら感じられる。

△「五月二十一日に大村知事が、あいちトリエンナーレの負担金の支払いを求めて名古屋市を提訴した(中略)武漢肺炎で社会が混乱しているこの時期にすることでしょうか。河村(著者注:名古屋)市長も非常にお怒りになられて、「こんなこと許してええかね」と電話をくださいました(高須氏)」
○そもそも、提訴の前に新型コロナウイルスで大変なときに名古屋市が負担金の不払いを決めたことが発端
 そもそも武漢肺炎という呼称がWHOの『ウィルスなどの名前に国、地域、人の名前、動物の種類などはつけてはいけないというベストプラクティス(最善方法:ガイドライン)』(荻上チキ『感染症に地域名をつけることのリスクーー新型コロナウィルスをめぐる「命名政治」について』URL: https://note.com/ogiuechiki/n/n72388dc65044 )に反しているのはともかくとして、事の発端は2020年3月27日、名古屋市が設置した「あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会」において、あいトリの負担金のうち未払い分を払わないことを市が決めたことにある(参考:毎日新聞『あいちトリエンナーレの未払い負担金 名古屋市が不払い決定「検証委の意見尊重」』 URL: https://www.google.com/amp/s/mainichi.jp/articles/20200327/k00/00m/040/299000c.amp )。河村市長が自らの手で大村知事を煽っておいて、被害者ヅラする様はまさに「マッチポンプ」、自作自演とも呼べるのではないだろうか(そういえば、2chのアスキーアートキャラクターのモナーの仲間にジサクジエンっていたね)。

☓「「表現の不自由展」の展示内容を隠して申請をした(中略)補助金の詐取にあたるものではないか。」(有本氏)

○だまし取ろうとはしていない。警備上の問題から公表されなかった。

 確かに、『遠近を抱えて PartⅡ』については、事前に公表されなかった。しかし、それは補助金をだまし取ろうとしたからではない。津田大介芸術監督によれば、「隠そうとしたことは一度もない。展示内容は開会1か月前に公表予定だったが、警備上の問題で止められた」とのことである。(出典:読売新聞オンライン『河村市長「ウソも表現の自由なのか」、津田氏「隠そうとしてない」…表現の不自由展』URL: https://www.yomiuri.co.jp/politics/20191211-OYT1T50199/amp/?__twitter_impression=true )。

あと言いたいこととしては、アーティストの大浦さん(『遠近の…』の作者)や中垣さん(『円墳』の作者)、それに不自由展実行委員会にインタビューをしなかったことだ。断られたのか最初から取材をしなかったのかは分からないが、問題の本質に迫る努力はしてほしかった。「ノーコメント」「取材を断られた」の一言が書いてあるだけでも、取材を試みることが大事だと思う。あと、この本にはChim↑pomの作品『気合い100連発』のことはほぼ書かれていないので、楽しみにしていた人は別のものを読んでね。

また、高須院長のパートナーである西原理恵子氏はこのリコール運動のことをどう思っているのだろうか。高須院長自身は、
https://twitter.com/katsuyatakasu/status/742976230513840128?s=19

『熱性脳症で出馬を叫びだしたら、西原理恵子か暗殺してくれることになっとる。 』

とは言うのだが…選挙以外の政治活動はまた別、ということだろうか。まあそもそも暗殺は犯罪だし物騒だからね。かっちゃん、政治からは離れて、元気で長生きしてね。

…いかがだっただろうか。芸術監督の津田氏は、「情報によって我々の感情が煽られ、それによって翻弄された人達が、今世界中で分断を起こしている」状況(出典:愛知県美術館HP『企画展 あいちトリエンナーレ』URL: https://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/000024.html )を「情の時代」と表現した。これはあいトリ2019のテーマでもある。上にあるような右派論客たちは、SNSやネット、右派メディア、または人づてに断片的な、不正確な情報を目にしたり耳にしたりして感情を揺り動かされた。ある意味でこれも「情の時代」を象徴する出来事であったといえるだろう。津田氏は「「連帯」や「他者への想像力」」(出典:あいトリ2019HP『あいちトリエンナーレ2019のテーマ、コンセプトが決定しました』URL: https://aichitriennale.jp/news/2017/002033.html )が、情報により揺り動かされた不安な感情を塗り替えるものであるとした。右派の人々は不安な感情から始めたリコール運動をどう進めるのだろうか。記事に対して一つ一つ感想を書いたが、褒めるところは可能な限り褒めた。皆さんももし興味があれば読んでみては如何だろうか(おすすめしないけど)。デマの飛び交うリコール運動に参加する気になっただろうか。自腹を切りたくないなら図書館にリクエストして所蔵してもらうという手もある。あ、まさか、「そんな思想の強い本に公金を使うな」とか言わないよね?

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