コンサートとオペラの記録:9月20日、WDR響のベートーヴェン《交響曲第3番(英雄)》に関する様々なアプローチ

9月20日、WDR響の特別コンサートに行きました(ケルン、フンクハウス)。これは、同響のベートーヴェン《交響曲第3番(英雄)》に関する様々なアプローチの一環です。

18日と19日はベートーヴェンのスケッチを基にした作曲過程と作品演奏、20日は各楽章の室内楽版を複数の編成とアレンジで演奏するというものでした。19日と20日をすべて聴きましたが、詳細は別にするとして・・・
目から鱗の部分もあり、学問的にも、『聴く』という行為においても、とても面白く有意義でした。

20日のプログラム。

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フンクハウス(Funkhaus)は放送局WDRの建物の中にあるホールです。フィルハルモニーができるまでは、ここで大編成のコンサートも行われていました。


まずケルン大聖堂、正面入口。素晴らしいお天気に恵まれました。

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フンクハウスは大聖堂のすぐ近く、ヴァルラフプラッツ(Wallrafplatz)という広場に面しています。これが広場です。右側建物の壁に『WDR』の文字が見えます。

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フンクハウスの入口。

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入口を入って見える部分。奥は楽屋です。

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ステージと客席。

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ピアノ・カルテットによる第一楽章。

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ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロによる第二楽章。

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フルート、クラリネット、オーボエ、ファゴット、ホルン2、トランペット2、トロンボーン2、チューバによる第三楽章。

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ヴァイオリン2、ヴィオラ、フルート、クラリネット2、ホルン2、チェロ、コントラバスによる第四楽章。

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前日のオーケストラ版でも弦は通常の半分でした。
コロナ禍の現在、様々なアイディアで様々なアプローチがあります。
通常では聴けないコンサートでした。

FOTO: ©Kishi

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