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#365 ローカル経済を語ろう 海外の新交通が面白い

この記事は音声メディアVoicyで配信している台本を掲載しています。主にインタビューをお送りしている番組です。気になる方はぜひ 【アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ】 ☞https://voicy.jp/channel/1718  ご視聴くださいませ。チャンネル登録どうぞよろしくお願いいたします。なお、LINE登録もよろしくお願いします。

1.ローカル経済を語ろう 海外の新交通が面白い
アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ。
改めまして、このチャンネルを選んでくださってありがとうございます。チャンネル名は アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオアナウンサー。プロデューサーとして30年近く放送局に勤め、音声の研究者として心地よい声の研究を続けています。またYoutube朗読チャンネルはフォロワー2万人を突破しました。
このVoicyでも聞き取りやすい声、また聞きたくなる声を意識しながら、月~金曜日毎朝6時半から配信しています。よかったら最後までお聞きください。
今日はVoicyのハッシュタグ企画、ローカル経済を語ろう ということで、世界のローカルに興味深い新交通が取り入れられているという話をお送りします。

私は車のラジオ番組をかれこれ30年以上担当していますが、最近世界の交通事情が車から人にシフトしている。つまり人が心地よいと感じるモビリティシステムに大きく舵を切ってきていると感じます。

今回は北欧の国、スェーデンと、アフリカルワンダでのモビリティについてご紹介します。

ストックホルムで「空飛ぶ」電気通勤ボート

スウェーデンの首都ストックホルムは、「スカンジナビアのベニス」として知られるており、観光客にとっても憧れの街です。都市は14 の主要な島々で構成されていて、ボートは移動手段として人気がありますが、島々の間を移動するのはあまり快適ではありませんでした。

そこでスウェーデンのカンデラ テクノロジー社は、コンピューター制御の水中翼を使用して上昇し、水上を滑走する電動コミューター ボートP-12 Shuttle を開発しました。

最高速度は時速 55 キロメートル以上、世界最速の電気旅客船になるという。全長は、12 メートル、最大乗車人数は 30 人。 P-12 は、3 時間ごとに充電し、エネルギー効率従来よりも80%ダウンと省エネです。
実証実験は2023 年から。うまくいけば、移動にはバスと地下鉄で約 1 時間かかる移動をボートで 25 分に短縮できると考えられています。

電気エンジンはほとんど音を立てない水中翼船のため、波をほとんど発生させずに「静かでスムーズで安定していると評判である。現在、世界中の他の都市が水上通勤をより簡単かつクリーンにする方法を模索しているため、P-12に世界中から多くの関心が寄せられているそうです。

続いて

アフリカルワンダで電気トラックが活躍

ルワンダで電気トラックが活躍している。イギリスの有名なカーデザイナーゴードン・マレーが設計した車はそのほとんどが、レースかーや高級車でした。1970 年代と 80 年代に数々のF1世界選手権で優勝した車をデザインしてきたのが彼です。市販車のマクラーレン F1 ロードカーは、金持ちや有名人の必需品となり、2,000 万ドルもの価格で販売されています。

しかし、現在最も力を入れているのが、ルワンダの田園地方で物資を輸送する電気トラックです。オックスと呼ばれる英国の会社によって作られたこのトラックは、アフリカなどの貧しい農村地域の人々が起伏の激しい地形を走行するために作られた。
南部アフリカには、輸送道路が少ないため、経済発展の足枷になっていた。Ox は現在、ルワンダ西部で 12 台のトラックが元気に走っている。この地域では、田舎の未舗装の道路が多く、荒れた道路のため、大型車が苦労している。
今までは、自転車やバイクを使用して商品を長距離輸送し、商品を販売していたがO Xは優れたオフロード走行性能を備えており、フル充電から最大 170 キロメートル走行できるため、ルワンダで大変重宝されているそうです。
またOxの活躍によって南部アフリカ地域に専用の充電ステーションが設置され始めているそうです。

新しいモビリティはそこに人や物を呼び込み、地域経済が活性化します。都市部では法規制や住民の理解など実証実験が難しいため、ローカルこそ新しいイノベショーンが生まれるのでしょうね。
ローカルは未開拓、つまり伸び代の宝庫ですから何が生まれるのか楽しみです。

ちなみに空飛ぶ車を開発しているのは、栃木県のドローン開発会社だったりして、ローカルの栃木も頑張っています。
モビリティに関しては、周りに専門家が多いため、これからも興味深い情報を発信していきますね。

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アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ、お相手は鹿島田千帆でした。ハピハピスマイルでまた明日


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