#381 睡眠:スタンフォード大学教授が教える 熟睡の習慣

この記事は音声メディアVoicyで配信している台本を掲載しています。主にインタビューをお送りしている番組です。気になる方はぜひ 【アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ】 ☞https://voicy.jp/channel/1718  ご視聴くださいませ。チャンネル登録どうぞよろしくお願いいたします。なお、LINE登録もよろしくお願いします。

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アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ。
改めまして、このチャンネルを選んでくださってありがとうございます。チャンネル名は アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオアナウンサー。プロデューサーとして30年近く放送局に勤め、音声の研究者として心地よい声の研究を続けています。またYoutube朗読チャンネルはフォロワー2万1千人を突破しました。
このVoicyでも聞き取りやすい声、また聞きたくなる声を意識しながら、月~金曜日毎朝6時半から配信しています。よかったら最後までお聞きください。

9月から配信スタイルを一部変更しています。
月・火 睡眠に特化した内容
水   医療に関する話題
木   農業に取り組む人へのインタビュー
金   各方面のインタビューやボイシーのハッシュタグ企画のトーク


日本人の睡眠の質はOECD加盟国の中でワースト1と言われています。
このテーマで話そうと思ったのも、私が運営している睡眠導入朗読チャンネル のフォロワーさんたちが、眠れない悩みを抱えている方が多いというのを知りました。

このチャンネルでも月火は少しでも役に立てるような情報を発信していきます。

さて、今日は睡眠に関する著書をご紹介します。

スタンフォード大学教授が教える 熟睡の習慣 
スタンフォード大学医学部精神科教授、睡眠生体リズム研究所所長の西野精治さんが書かれて本です。

西野さんは、
ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド
眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話
スタンフォードの眠れる教室
マンガでぐっすり! スタンフォード式 最高の睡眠
睡眠障害 現代の国民病を科学の力で克服する
7日間で手に入れる スタンフォード式ぐっすり睡眠

など睡眠に関する著書を数冊書かれています。

スタンフォード大学教授が教える 熟睡の習慣 
では
間違いだらけの睡眠常識
睡眠負債をいかに解消するか
生体リズムが熟睡のカギ
仕事中の眠気の恐るべきリスク
女性、子供、高齢者のための睡眠常識
熟睡できる環境の作り方
睡眠障害について知っておきたいこと
睡眠薬との賢い付き合い方
8つの章で紹介しています。

世界最高峰のスタンフォード大学睡眠生体リズム研究所所長が 脳の老廃物を洗い流す、グリンパティックシステムなどの睡眠研究の最前線の情報が書かれています。
このグリンパティックシステムとは、 脳内でリンパ系と同じ働きを持つ循環システムで、神経細胞が血管の周りに作ったパイプ状の構造に、脳脊髄液を循環させて、脳内に蓄積した老廃物を取り除くシステムのことを言います。

いわゆる脳のゴミ処理にあたるわけです。リンパマッサージでよくいうリンパを流すというやつ。

深い睡眠ではこのゴミ処理活動が活発で、ぐっすり眠っている時、ノンレム睡眠時には、脳から老廃物を取り除く、ゴミ処理が活発に進むことがわかっています。

これは、アルツハイマー病の原因となる、有害なタンパク質を排出するというのが最近の研究でもわかってきました。

歳をとると眠れなくなり、深いノンレム睡眠が取れなくなるのは、知られています。このゴミ処理がうまくいかないことが、アルツハイマー病と相関があることが示唆されたことから、ぐっすり眠ることが、アルツハイマー病認知症の予防につながる可能性があるというのです。

ぐっすり眠れた翌朝はスッキリしているし、体もちょっと軽く感じます。また意欲も湧いてきます。

睡眠はどの世代にとっても必ず毎日やってきます。日々の睡眠にトラブルを抱えていると、どんどんその疲労が溜まっていき、アルツハイマー病のリスクが高まります。

ぐっすり眠れない人は若い世代でも、要注意です。
リスクはアルツハイマー病や認知症だけではなく、ヒューマンエラーによる事故、心の病気につながる可能性もあると言いいます。
また、美容にも影響しますよね。よく眠れないと、シミシワが増えていき、エイジングが加速します。

その原因が、残業続きで働きすぎ、パソコンやスマホの明るい光を寝る直前まで見続けることなどがあげられます。
改めて、PCやスマホから発せられる、ブルーライトで眠くなると分泌されるメラトニンが抑制され、体内時計が狂って、目が冴えてしまうことがあります。

私もそういえばと、寝る直前までスマホ、PCを見ることがしょっちゅうあります。リモートでずっとPCに向かっている方は、目を閉じても目の奥の方に明るさが残っていることはありませんか?

おすすめは、眠る前は、窓を開けて夜空を眺めてみてください。
都心にいると、ただの漆黒の空ですが、よーく見ると、小さな光、星が見えます。

今は夜なんだと、脳と体に認識させて、メラトニンをうまく分泌させるようにしましょう。

体は温めすぎず冷やし過ぎずが良いそうです。

ぐっすり眠りたい。理想の眠りを得られば、健康や美容にもプラス効果があるとなれば、その方法を知りたいですよね。

おそらく、高額な美容液を使うよりも効果絶大です。

睡眠については毎週月・火発信していきます。またリスナーの皆さんと情報交換をしたいと思いますので、よかったらメッセージお願いします。
またYouTubeを見にきてくださっている方は、感想も聞かせていただけると嬉しいです。

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アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ、お相手は鹿島田千帆でした。ハピハピスマイルでまた明日


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