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隔離生活2

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。私は引き続きスイスで養生生活を送っております。病気といっても、案外やらなくてはいけないことは多いもの(食事をきちんと3食食べる、めちゃくちゃ大きい粒の何種類もの薬を1日4回飲む、片付け、日記をつける、メッセージやメール、その他もろもろなど)で1日があっという間に過ぎていきます。

せっかく世間から隔離された状況ですので、ソローの「森の生活」みたいに、普段はできないような”思索”に耽ってみたいのですが、体力がないと何も考えられません。というか、元気な時にしないことを、元気が出ない時にできるわけがないですよね。もともと私は物事について深く考えることが苦手な人間なのだ、と改めて気付きました。

異国での療養にご心配くださる皆さま、お気持ちをとても嬉しく、有り難く、心強く思います。皆さまのお気持ちにお応えしたく、宮沢賢治の詩の一部を引用いたします。「あなたの方からみたら ずいぶんさんたんたる けしきでせうが わたくしから見えるのは やっぱりきれいな青ぞらと すきとおった風ばかりです」皆さまのおかげで、私は綺麗な風景に囲まれているような気持ちです。ありがとうございます😊

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