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note酒場の日にこっそりイベントをば|SNSの文章は3つの要素をかけばいい

2019年10月6日(日曜日)はnote酒場の日。
と同じ日、同じ東京でトークイベントをさせていただくことになりました。

SNSを本格的に使い出して、5年ほど。
昔は、自分の商品を売るためにコツコツ投稿していました。
その時は、その商品が売れました。

今は、自分自身により近い投稿をするようになりました。
そうしたら、想定外のお仕事が入ってくるようになりました。
狙って取った仕事ではなく、「あなただからお願いしたい」と言われるようなお仕事です。

今回の10/6のイベントも、サンクチュアリ出版さんからの不意のイベント依頼でした。ご連絡いただいたのは、SNSからでした。

また現在、ある大学で非常勤講師をさせていただいています。そのきっかけも、SNSで講演依頼をいただいたことでした。

さらに、昨年は本も出すことができました。その出版の依頼もSNSからでした。

なんだか面白いんです。SNSって。

noteもSNS

SNSといえば、InstagramやFacebook、Twitterなどが思い浮かびます。
簡単にいうと、プラットフォームに集まった人同士が回遊する「広場」のようなものが、わたしにとってのSNS。
なので、ワードプレスで作ったブログはSNSじゃないけれど、noteやアメブロなどのフォロー機能があるブログスタンドは、わたしのなかではSNSです。

繋がりやすいのが、SNSのいいところですね。

ちなみに、noteはTwitterとの相性がいいです。好きなnoterさんは、Twitterをフォローさせていただき、Twitterから読みにいくスタイルで楽しんでいます。
この投稿面白かった!などの情報もTwitterから得られるので、そこからまたその推薦noteを読みに行く感じです。
見るのがスマホなので、Twitterを見に行った流れでnoteを読めるのが自分にとってやりやすいのです。

SNSが「広場」だというイメージが伝わったでしょうか。
それはさておき、そんな世紀の大発明SNSの恩恵を受けて、今のわたしが在るといっても過言ではありません。

SNSから仕事を受信する力

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仕事を受信できるということは、SNSを見て、「この人と仕事してみたいな」「この人のお話聞いてみたいな」「この人の書いたものを広めたいな」と思ってもらえるということ。

そう思ってもらえるようになった原因の一つは、「ウケたい」とか「シェアされたい」とか「認められたい」とか「バズりたい」という他人の目線を気にすることをやめて、純粋な自分で発信するようになったからです。

わたしの今のSNSのスタイルは、自分が読み返したくなることを書いておくスタイル。要するに、人に見せたいというより、自分が書きたいから書くという単純なものです。

そのとき感じたことや、考えたこと、調べて気づいたことをまとめておく感じ。

なので、例えばFacebookに3年前の同日に書いた記事が上がってくるときがありますが、それを読むと、「ほんとそうだな」「うまくまとめたな」「再度心に留めておこう」と感心することがしばしば。

その時感じたこと、考えたことを言語化しておくことで、未来の自分が勇気付けられたり、頭の整理ができたりするのです。

仕事を受信したいなら、エモさはいらない

もちろん、エモい文章を書く人としてのお仕事がほしいなら、エモいこといっぱい書いた方がいいです。もしろそこが勝負。

また、感情の上がり下がりを個性として売りにしているお仕事をされている方もこの限りではありません。

だけど、そうでない限りは、エモいことをいくら書いても仕事には繋がらないと思っておいた方が良いです。

なぜなら、感情はその人の本質ではないし、上がり下がりの激しい人とは仕事するのは不安ですから。

もっと言うと、人は、感情に惹かれるのではなく、感性に惹かれるのです。

特に、わたしのような、特に何かピンポイントな専門分野がない人にとっては、「今日のランチおいしかった」とか「今日の出会い超サイコー」とか「今日の夕日、涙が出る」のようなエモーショナル全面なことは意味がないと思っています。(書いてはいけないということではなく、仕事を受信するためには不要ということです。)

ごはんが美味しかった投稿をするなら、
・どうしてこの料理は美味しいと感じたんだろう
・このレストランが好きなのはなぜだろう
・シェフの人柄に感銘を受けたのはワケ

と、ひと思考巡らすことが、受信力のあるSNSにするために必要です。
特に味はすぐに忘れるので、「このレストラン美味しかったな」だけでは、自分もそのレストラン目的で再来店しようと思いませんから。

出来事から何を感じ取ったのかを記しておくと、あとで「このときこんなこと思っていたのか。いまと変わらないな」みたいな、自分の芯を確認することもできます。

純粋な自分で感じて、考えたことだから、あとで自分で読んでも面白いのです。

SNSに書く内容は、事実と感性と思考の3つ

なんて言ってもわかりにくいので、SNSに書く内容をまとめてみます。

1 ある出来事(事実):誰かと会った、何かをした、何かを見た、聞いた、触れたなど
2 感じたこと(感性):特にそこで感じた違和感や、気づいた何かとの共通点
3 そこから考えたこと(思考):感じたことを確認するために調べたことや考えたことをまとめたもの(ここ多めに書く!)
4 感情は書いても添えるだけ:楽しかった、嬉しかった、美味しかった、悲しかったなど(なくてもよい)

例えば、ファションスタイリングを受けて楽しかった話を書くなら、このように構成します。

1(事実)似合うお洋服を提案してもらおうと、パーソナルスタイリングを受けた
2(感性)初対面のスタイリストなのに、すごくやりやすかった
3(思考)その理由は、スタイリスト自身が楽しんで仕事をしていること/仕事についての信念が興味深かったこと/スタイリングについての独自のメソッドが面白かったこと。(それぞれ具体的に詳しく)
4(感情)楽しかった

3の思考部分を多めに書くのがポイントです。

ツイッターなど、文字制限が厳しい場合、4の感情は省略しても構いません。

何を売っているかより、誰から買うかに価値観がシフト

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文章から、日頃どのようなことを感じて、どのようなことを考えているのかがわかるから、その人柄や人間性を感じ、「この人と仕事してみたい」「この人のお話聞いてみたい」「この人の書いたものを広めたい」と思ってもらえ、仕事を受信することにつながります。

はじめはありきたりなものしか書けないかもしれません。
書き重ねることで、どんどん自分を純化していくことで、オリジナリティーもどんどんでき、どんどん仕事が来るようになります。

店舗集客や自社商品を売り出したい場合も、「何を売ってるのか」より、「誰が売ってるのか」「誰から買うか」が大切なご時世ですから、この書き方はおすすめです。プラスして、売り出したい商品やサービスがある場合の発信方法もありますが(これも得意)、個人のSNSの基本は今回の書き方です。

よかったら試してみてください。わたしも書くことがなくなったら、ここに戻って来ます。

万人にウケなくていい

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仕事を受信するには、万人にウケることより、少人数に刺さる方が大事です。

「人に仕事を依頼する」という行動には、エネルギーがいるので、それだけ惹かれる熱い何か、オリジナルの何かを届けることが大切。

自分だから出せる言葉を意識したいです。

イベント内容
<押さえておきたい総論>
・3年前と今ではインターネット経由での仕事依頼のされ方が変わった話
・ブログやホームページとSNSの違い
・SNSのメリットとデメリット
・SNSに向いている人、向いていない人
・SNSでの稼ぎ方は大きく2種類
・SNSから仕事を引き寄せる受信力の正体

<実践編>
・noteの特徴と半年で3000フォロワー増やした方法
・Instagram、note、twitter、Facebook、アメブロ…いろんなSNSを使ってみたけど、今からするならどれ?
・インスタグラム1投稿で15万円もらえるようになった秘密
・インスタグラム3ヶ月でフォロワー1万人にした方法と、半年で1万人にした方法と目的の違い
・店舗の新規顧客はインスタグラムからが8割の秘密
・いいね数より気にしたい数字
・SNSの文章は3つの要素を書けばいい
・あらゆるマーケティングに使えるブランディングの極意

こんなことをお話しますので、よかったらお越しください。

https://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=2187

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またnoteも書いていきます。
では。

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