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岡本太郎展

2011年3月11日、学校をサボって岡本太郎展に行く予定でした。しかし、友人からの誘いで学校に行きました。その日何があったかは書きません。そこから私の人生は岡本太郎に触れることなく過ぎ去りました。
先月「今回の岡本太郎展は面白かったよ」という言葉によって興味を持ち本日東京都美術館へ。入口の展示の仕方から引き込まれ、ゆっくりと見て回りました。最後に感じたのは、とても大衆的な人だけれどシンプルがゆえに深読みされてしまっているのではないか、ということ。
創作物にはFRPという繊維強化プラスチックで作られたものが数多くありました。太陽の塔もそれで作られたようです。そんなに加工がしやすいのかと思って調べましたが、自宅でもできなくはない…くらいの情報くらいしかわかりませんでした。絵画では、下絵だったり、壁画の原画があったりと完成品は見たことがあるけれどその手前段階の初めて見るものが多くて面白かったです。これがあれになって、ここの下描きはこうだったのか…と想いを巡らせるのはなかなか楽しいひとときでした。


本日は他にも高校の卒業展示や一般公募の展示など岡本太郎展を含めて4つ展示を覗きました。そそられるものがあったり、懐かしくなったり色んな感情が駆け巡ったように感じます。
東京都美術館は一般公募の展示も多くあるようなのでまた来月以降も覗きに行きたいですね。あとは近くの博物館で毒展もやっていたので会期中に行ければ、と思っています。

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