ろりラジはなぜVoicyランキング上位にならないのか?
前回、ろりラジについて「余白があるからリスナー同士の絆が深い」という記事を投稿しました。
そして、それこそがVoicyのランキング上位になれない要因のひとつであると書きました。
ろりラジの冒頭でも毎回語っていますが、しんたろーたりーさんはVoicy再生リスナー数ランキング1位を目指しています。でも、毎日のランキングでほとんどランクインせず、再生回数は横ばい、新しいチャンネルにどんどん追い抜かれていくばかり。こんなに魅力的なチャンネルなのにどうしてでしょうか?
Voicyのランキング上位にはどんな人がいる?
Voicyの総合ランキングを見てみましょう。
私は、これをみてランキング上位者は大きく2分されるなと思いました。
●専門性が高いコンテンツを配信している人
●本を出すほど著名な人
です。残念ながらしんたろーたりーさんはどちらでもありません。
昨日、Voicy社長の緒方さんに上位者の特徴を聞いたところ、「万人受けするコンテンツはVoicyでは意外とウケない。何を喋ってるのか分からないくらいのオタクなコンテンツの方がウケている」とおっしゃってました。
ろりラジは、日々の日常を面白おかしく(たまに真面目に)語る雑談チャンネルなので、どちらかというと万人受けの方だと思います。
これといった専門性もなく、クオリティにもバラつきがあります。しんたろーたりーさん自身も、普通のサラリーマンなので澤さんやイケハヤさんのように知名度もありません。
ろりラジのジレンマ
じゃあ、専門性のある内容にすればいいのでは?とこれを読んだ人は思いますよね。それはできないんです。
なぜなら、しんたろーたりーさんの中で毎日配信することが最優先事項であり、専門性のある内容にするとネタが尽きるので毎日配信できなくなるからです。
仮に、専門性のある内容を不定期配信という形にするとなっても、前回書いたろりラジの魅力が全て失われてしまうと思います。
専門性のあることをしっかりとした内容で話すラジオに、余白は邪魔になります。その分野については自信たっぷりに完璧に話せるからこそ、上位に行けると考えています。例えばサウザーさんとかまさにですよね。「勤め人を卒業するためのマインド・ノウハウは俺に任せろ」という自信と完璧さがにじみ出ているので、安心して聴くことができ、ずっと1位に君臨しているのだと思います。
また、ろりラジがリスナー同士の絆を形成している反面、新規リスナーが入りにくい状態になっていると思います。ただ、これは一長一短で、新規リスナーが入りやすいようにし過ぎると、今度はリスナー同士が仲が良いというろりラジの魅力を失いかねません。
じゃあどうすればいいの?
読者の皆さんは今の時点で、「ろりラジが今のままVoicyの上位に行くの難しくない?」と気付き始めていると思います。
そうです。難しいです。でも可能性はあると思います。
先ほどのランキング上位者のもうひとつの特徴に「本を出すほど著名な人」がありました。ろりラジの魅力を失わずに、ろりラジのリスナーが増えるには、しんたろーたりーさんが著名になれば良いのだと思います。
これは、時間がかかることだし、簡単なことではありません。ですが、前回の記事でも書いたように、ろりラジには人を惹きつける不思議な魅力があるわけですし、おそらくこのようなラジオは他にない唯一無二なラジオです。
それに世間が気づき、影響力のある人が広めて、その知見やノウハウをしんたろーたりーさんがメディアで語る、ということになれば、著名になる可能性はあると思います。
皆さんよく考えてみてください。今Voicyの上位にいるイケハヤさんも澤さんも、元々は何者でもない普通の人だったはずです。この二人は、自分の日常や考え方を語る配信で上位に来ています。おそらく二人とも、自分ができることをコツコツと積み上げてきた結果、たくさんの人に認知されるようになり、著名なインフルエンサーになったという過程があるはずです。
しんたろーたりーさんがどうなるかは分かりませんが、私は可能性は十分にあると思います。
さぁ、みんなろりラジを聴いてその過程を一緒に楽しみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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