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聖書式読書法〜マインドセットのための読書時間〜

今日は、最近実践している読書のやり方についてシェアします。
「聖書式読書法」と勝手に名付けてみました。
初めに言っておくと、キリスト教は全く関係ないです。

聖書式読書法とは

聖書式読書法は、「毎日決まった時間に、決まった本を読む」という読書法です。
毎日時間を決めて本を読む方は多いかもしれませんが、色々な本を買って1回あるいは2回読んだら次の本を読む、というやり方をしている人がおそらく多いのではないでしょうか?
私も今までは、その方法しか発想になかったのですが、このnoteを読んで、同じ本を期間を決めて繰り返し読むという方法もあるということに気づきました。

聖書式読書法では、一冊の本を読む回数は決めずに、本(何を読むか)と時間(いつ読むか)だけ決めて読みます。

この読書法では、知識を身に付けたり実生活に活かすというよりは、本に書いてあることを自分のマインドにじっくり刷り込んでいくという目的で読みます。
毎日決まった時間に、自分が身に付けたいマインドの本を読むことで、マインドをセットするわけです。
そういう読書の目的なので、「聖書式」という名前を付けてみました。

聖書式読書法のやり方

次に、私がどのように聖書式読書法を実践しているかを紹介します。決めることは、「WHAT」と「WHEN」だけです。

ーWHAT:何を読むか?
マインドセットが目的なので、ジャンルは自己啓発本がおすすめです。
私が選んだのは、こちらの3冊です。
本の数については、複数でもいいですがあまり多すぎない方がいいと思います。
複数選ぶ場合、傾向は似ているけれどもジャンルが微妙に違う本がいいのかなと思います。

人を動かす:コミュニケーションの書
嫌われる勇気:人生哲学の書
エッセンシャル思考:思考法の書

どの本も少し前に読んで、感銘を受けた本です。個人的に「三種の神器」と呼んでいます。
一度読んでからしばらく読んでおらず、手元になかったのですが、改めて購入しました。

聖書式読書法は、本に書いてあるマインドを刷り込むのが目的なので、本当に自分が好きな本や自分に合っている本を選ぶのがいいと思います。本って、けっこう合う・合わないありますよね。
その本を探すためにまずは色々読んでみるでも良いですし、過去に読んだ本を思い出して選んでみるのも良いと思います。

一定期間読み続けて、「完全に身についたぞ」と思ったら、別の本に切り替えるのもありですね。

ーWHEN:何時に何分読むか?
次に、時間を決めます。
1日の中で、1人になる時間を確保しやすい時間帯がいいと思います。
私の場合、起きるのが早く比較的朝に余裕があるので、朝にしました。
具体的に「○時」と設定するというよりは、「朝ごはんの前」とか「歯磨きの後」など普段自分が行っている習慣の前後に設定するイメージです。
分数については、生活の中でどのくらい時間が取れそうか、読書への集中力がどのくらい持つか、などで決めると良いと思います。
私は、長い時間活字を読むのが苦手なので、15分にしました。
毎朝、決まった時間にこちらのYouTubeを流しながら読書してます。15分経ったらアラームを鳴らしてくれるのでおすすめ。

決まった時間が終わったら、だらだらと延長させず、潔く本を閉じましょう。

聖書式読書法の成果

これを始めて現在1ヶ月ほどです。
読書量で言うと、「人を動かす」が2周、「エッセンシャル思考」が1周、「嫌われる勇気」が1周目の8割ほど読み終わったところです。

始めたばかりなので、まだまだこれからというところですが、やはり朝に短時間でも読むことによって、本に書いてあることを生活の中で思い出すことがすごく増えました
特に「人を動かす」については、2回読んだので、短期集中で1回だけ読むよりも、じっくりと実践ができているような感覚があります。

あとは、このやり方だと読書習慣を簡単に身につけることができます。私は、元々読書があまり得意ではなく、なかなか読書習慣が身につきませんでした。
「読めたら読む」「読むときは30分~1時間くらいは時間を取らなきゃ」みたいに思っていると、読書嫌いな人はなんだかんだ言い訳を付けて「今日はいっか」みたいな感じで、結局読まないということになります。
しかし、この方法であれば、毎日の生活の中に読書という時間が組み込まれてしまうので、やらない言い訳を探さなくなりました。また、時間も無理なく15分で終わるので、集中力が切れる前に読書を終えることができます。

今のところいい感じなので、この先ずっと続けて行こうかなと思います。

他の読書との使い分け

この聖書式読書法を取り入れてから、本の取捨選択が明確になり、目的に応じて読み方を変えられるようになりました。

自己啓発系のジャンルの本は、自分が選んだ3冊があるので、他の本はあえて読まないようにしています。
自己啓発の本って、割と本質は言っていることが同じだったりするので、たくさんの種類の本を読むよりも、1冊を極めた方がいいと思います。そういう意味では、次々と発売されるキャッチーな自己啓発本に目がくらまなくなりました。
内容が気になる場合は、人気の本ならYouTuberの方がまとめているので、それを見るのでも十分な気がします。

逆に、「知識を入れるための本」や「ビジネスや実生活に活かせるノウハウ本」については、気になったそのタイミングでKindleで購入するようになりました。「読みたい」と思った熱量が冷めないうちに買っちゃいます。
具体的には、銭湯について学べる本やダイエット本などです。

こうした本は、1回だけさらっと読んで、役立ちそうな部分だけ実践してみるという読み方になりました。

自分が選んだマインドセットのための本は書いてある内容を深くインプットするために何度も読む、知識やノウハウ系の本は今の自分に関係する箇所だけ実践する、というように、読書にメリハリを付けることができるようになりました

そういう意味では、マインドセット本は読んだ形跡が残る紙が良くて、知識やノウハウ系の本はすぐに手に入るKindleが良いなーと思います。
こうすると、紙で常備する本の数は限られるので、家の本棚を圧迫しません。

この方法は、「読書が苦手だけどなんとか読書する習慣を身に付けたい」という方にぜひやってみて欲しいなと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
主な情報発信はTwitterでやってるので、Twitterフォローしてもらえると嬉しいです。

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