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ニキビと間違えやすい肌トラブル4

ニキビ博士の片柳です。

ニキビに似ているけれど、ニキビではないもの。が実はたくさんあります。
下記のような症状の時、エステティックの範疇ではありませんので、病院へ行くことをオススメします。

✔️マラセチア毛包炎
✔️毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)
✔️毛包虫性ざ瘡
✔️あせも(汗疹)
✔️蕁麻疹(じんましん)
✔️湿疹や皮膚炎
✔️脂漏性皮膚炎
✔️ステロイド湿疹
✔️口唇)ヘルペス
✔️真菌(カビ)皮膚炎
✔️稗粒腫(はいりゅうしゅ、ひりゅうしゅ)
✔️接触皮膚炎
✔️皮脂欠乏性湿疹
✔️酒さ
✔️アトピー性皮膚炎
✔️光線過敏症
✔️帯状疱疹

過去3回で、
〜(口唇)ヘルペスまでの9つを書いたので今日はその続きを説明していきます。

⭕️真菌(カビ)皮膚炎
真菌によって引き起こされる皮膚感染症で、真菌感染が生じる部位によって、表層に寄生するものと、真皮から皮下組織など深いところまで菌が寄生するものがいます。真菌そのものは、皮膚や環境中などに広く存在しています。しかし、真菌は高温多湿な環境を好むことと関係して、汗の溜まりやすい陰部や指の間などで多く繁殖して病気として認識されることがあります。

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⭕️稗粒腫(はいりゅうしゅ、ひりゅうしゅ)
1~2mm大の小さな塊からなるボツボツで、目元や鼻などに多発することがあり、塊のなかにケラチンと呼ばれるタンパク質が含まれています。産まれつき稗粒腫を持っているケースもありますが、やけどや外傷によってできることもあります。さまざまな年齢層でできる可能性があり、新生児や成人女性にみられることが多いです。

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⭕️接触皮膚炎
接触皮膚炎は、特定の物質に直接触れることで皮膚に炎症が起きる疾患です。主に二つの原因があり、刺激とアレルギーです。強酸や強アルカリなどの化学物質や、化粧品、合成洗剤、金属アクセサリー、メガネ、腕時計、帽子、動物、植物、医薬品、消毒薬などなど、私たちの身の回りにあるものでも起こります。また、繰り返し触れることで徐々に症状が出る場合もあります。また、紫外線が皮膚炎を悪化させる場合もあります。

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以上です。続きはまた次回に。

お読みいただきありがとうございます。

ニキビ博士・片柳ちひろ

顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。

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