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湿度とニキビ

ニキビ博士・片柳です。

本日は、湿度とニキビの関係について解説していきます

ちなみに、
東京、2019年東京の平均湿度は、
4月63%
5月65%
6月81%
7月89%

5月→6月で急に上がっているのがわかると思います。


では、湿度が上がる”梅雨の時期”にニキビになりやすい理由を説明していきますね。


⭕️体温調節がうまくいかない
湿度が高くなると、一見肌が潤うイメージもします。ただ実は、体温調節がうまく機能しなくなる、というデメリットもあります。というのも、身体の熱は汗をかくことで体を冷やし、体温を下げて(調整して)います。特に梅雨の時期は湿度は高いのに、気温はそれほど高くないので、汗が蒸発しづらく、体温が体の中にこもってしまい、体調を崩す方がとても多くいます。そして、肌もその体調に影響して炎症や肌荒れ、ニキビを起こしやすくなります。


⭕️汗が蒸発しにくい
湿度が高いため、汗が蒸発しにくい上、暑さが加わると皮脂も増加するため、皮膚表面には、汗と皮脂がたまります。肌はベタベタとし、毛穴をふさいだり、詰まりやすくなります。

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⭕️ほこりや汚れが付着
湿度によって汗と皮脂で表面がベタベタになった肌は、空気中のほこりや汚れが付着し毛穴につまりやすくなります。そのため、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなります。また、過剰皮脂が酸化しやすく、それ自体が毛穴をふさいでニキビの原因にもなります。

⭕️インナードライになる
湿度があり、汗はかくものの、水分摂取量が少ないと肌は脱水状態でインナードライになってしまい、ニキビの原因となります。

⭕️雑菌の繁殖
湿度により汗や皮脂、汚れなどが肌に付着しやすい状態のため、肌の上で雑菌が繁殖しやすくなります。そのため、ニキビができたりと肌トラブルが起きやすくなります。


⭕️汗と皮脂と汚れで起こるかゆみ
汗をかくと、はじめのうちは皮膚が潤いますが、時間が経つと汗の成分が変化し、それを皮膚上の菌(常在細菌叢)が分解してしまうことでかゆみにつながり、ひっかいてしまって肌に悪影響を及ぼすこともあります


では、湿度の高い状況をどう乗り切ったらいいいでしょうか?


✅適切なクレンジングと洗顔
湿度が高い時は皮脂や汚れが毛穴に詰まりやすくなります。ただしクレンジングや洗顔を過剰に行うのはオススメしません。過剰な洗浄は、肌の乾燥やバリア機能の低下につながります。また、皮脂は洗顔等で取りすぎると、さらに出ようとします。また、肌の水分量が減ってしまうと、それを補うために、皮脂が分泌が進みます。そこで、あまりクレンジングや洗顔をしすぎないように心がけましょう。そこで、クレンジングと洗顔は通常通り行い、もし汗や皮脂が気になるようでしたら、軽くティッシュオフするなどで対応がいいと思います。


✅メイク用品は特に清潔に保つ
毎日使うメイク用品、特にパフやチップなどははこまめに洗って清潔にしましょう。例えばパフでメイクをすると肌の雑菌がパフにつき、次に使うときにその雑菌や汚れをまた肌につけてしまうことにつながります。また、メイク用品に皮脂や汗がつくと、それ自体が酸化して、そこで雑菌が増殖する可能性もあります。


✅水分補給
汗は出るものの、特にまだ気温が暑く時期は、水分を取る量が少なくなってしまい、脱水状態になりがちです。肌は水分不足だと補うために皮脂を分泌します。そうならない為にも、化粧水や飲料水で中からも水分を補給しましょう。

湿度とニキビは深く関係することが分かっていただけたと思います。

ぜひ参考にしてください。

本日はここまで

お読みいただきありがとうございました

🌹ニキビ博士・片柳ちひろ🌹
顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。

【専門分野・得意分野】
⚫︎ニキビ改善

【運用Web.SNS】
⚫︎Twitter:ニキビ改善情報とニキビ博士の気づき🌹
⚫︎Instagram:ニキビ症例とニキビ博士の日常つれづれ🌹
アメブロ:ニキビ改善法・毎日更新中🌹

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