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Matumaini

1ヶ月間のナイロビでの訓練の後、それぞれの任地へ移動する際、ケニアでは基本的にマタツ(乗り合いバス)を使用する。ナイロビ市内に何か所かあるバス乗り場を見学しに行ったが、人が溢れかえっており、自分の行き先のバスを見つけるだけでも大変。あと一ヶ月後には一人で乗らないと行けないが乗れる気がしない…。

さて、ケニアにきて、初めての週末。

先輩隊員たちと一緒に日本人家族が経営しているMatumaini(フェルト工房)を訪れた。

このMatumainiは元々32年前にケニアに移住した菊本さんという日本人が孤児院として始めた場所である。活動をしていく中で女性が手に職を身につける重要性を感じ、その後職業訓練校を始めたそう。今現在はフェルト工房として25人の女性たちがここでフェルトぬいぐるみ製作をしている。

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ケニアの平均月収が約8,000円のところ、ここで働いている女性は12,000〜13,000円の収入を得ているそうだ。

商品開発、品質管理、販路拡大…Matumainiが今現在の形になるまでどれだけの苦労があったのだろう。Matumainiの取り組みはこれからの自分の活動と重なる部分も多く、赴任前に訪れることができて本当に良かった。



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