ときすでに立冬

鶏の美しさ。5月にうちにきたぴーちゃん（左）8月にうちにきたツレミ（右）。もうすっかり仲間。

早いですね、軽トラでラジオ聴いていたら、もう立冬だと。
ここ数日、朝の真っ白な霜、水に薄く張った氷、寒いなぁと薄々感じてましたが。

最近の野菜セットはすっかり冬めいてます。ミニ白菜、今年も巻いてくれてありがとう。もう少ししたらおネギも。

根菜の季節。かぶの香りがたまりません。お味噌汁に漬物に。にんじんの小さめのものはそのままソテーやフライに。甘味と火の通った柔らかな食感だけで幸せ。大根はお鍋やおろしで。

何度か霜が降り、そろそろ貯蔵野菜たちの収穫を終えなければ。去年は、からしな、高菜をたくさん採って塩漬けにして冬の間少しずつ食べました。今年も漬けよう。干し菜も仕込もう。

サラダセットはもうそろそろ終了です。今年もたくさん収穫できました。サラダセットをいつも楽しみにしてくださる方が多くてとても嬉しい。葉物たちも、当たり前だけど季節で食感、味が変わる。
初夏からずっと食べてくださっている方は、同じ野菜の季節変化も楽しんでいただけたら嬉しいです。

いつものサラダセットにレタスやトレビス、にんじん、ナッツをプラス。そろそろ食べ納め。

毎年恒例のつくねいも。去年、手が回らなかったので今年はだいぶ作付けを減らしました。減らしすぎたみたい。今年は収量少なめで、あまりお届けできなそうですが、来年の種は確保しひと安心。

我が家には相性のよいつくねいも。すりおろしのレシピは無限。お好み焼き風に焼いたり、醤油ベースのお汁に落としてすいとんのように食べたり。

畑のいたるところにこぼれ種から発芽した野菜たち。パクチーは毎年生育範囲をじわじわ広げ、わさびなやルッコラ、からしな、レタス、ちぢみな、チコリ。
こぼれ種野菜のセットができるくらい充実してます。初めに種をまいたのは私。だけどもはや私の意志を越えてこの地に根を下ろす。

春に植えたキャトルセゾンから種がこぼれて発芽。

畑にいるとそんなことを思います。初めに種をまいたのは私。野菜が育ち、虫がきて鳥が獣がきて、食べたり食べられたり、踏みつけられたりして、花が咲いて種が落ち、芽吹き、冬。雪に守られ春が来て、秋に芽吹かなかった種が芽吹き、私の手から世界が広がっていく。
私が死んだあとも、この野菜たちはずっとここに生きるのかもしれない。その姿を想像する。たくましく生きてほしい。
ただでさえたくましいこぼれ種野菜。時々（割と頻繁に）野菜セットにも入ってます。