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夏土用

7月ももう後半に。秋の葉物たちの種まきしました。早いものです。
梅の収穫、今年も無事終了。今年は、3年前の強剪定からの復活イヤーだったのか、周りの農家さんが口を揃えて採れなかった、と言う中、我が家はそこそこ採れました。
木が元気になってきたようでとても楽しい収穫時間でした。

この時期の梅は甘やかな香り。
時々こんな大きな梅も。

収穫後の草刈りを済ませ、畑の大家さんへ挨拶に。85歳になる大家さん、昔からこの畑はいい梅採れたんだよ、とおっしゃる。よく知りもしない私たちに快く畑を貸していただいてとても感謝している。元気で長生きしてください。

夏野菜、少しずつ採れ始めています。今年はちょっと調子良さそうな感じです。

ちびっこダビデ。
ズッキーニは収穫安定してきました。毎年この時期、とても頼りにしている。

今、我が家には7羽鶏がいますが、思うところありまた卵を孵化させようとしています。私にとって鶏はペットなので、終生飼育前提で、多くても15羽が限界。無事に産まれてくれますように。

我が家の鶏たちは抱卵の本能がなくなっているので、機械の力を借りる。

初夏のレタスもある日を境に花咲かせモードに移行。今年はレタスの発芽から収穫まで結構苦戦しました。でも花を見るとそんなことも忘れてほっとする。

自然はとても複雑な色味をしている。

今年は青虫に寄生バチ被害がとても多く、レタスの葉裏で蜂にやられてしまった青虫と、蜂の繭をたくさん目撃しました。畑に住む虫の種類も増えたり変化したりしているようです。
家にはアシナガバチが巣を作って生息中。先日、アシナガバチの捕食シーンを目撃しました。彼らは青虫を噛み砕いて団子状にして巣に持ち帰り、幼虫の餌にするのですが、まさに青虫を発見して噛み始めたとき、アリも青虫に集まり始めました。アシナガバチは青虫を取られまいと、青虫を抱えてアンバランスに飛び立ち移動。アリのいない場所で団子を作って巣に帰っていきました。
ぱっと見とても平穏に見える目の前の草陰で、こんなに生きる死ぬの攻防が日々行われている。虫の憎たらしいくらいのしぶとさと、相反する儚い一生にいつも気が遠くなる。


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