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「余白」を愉しむ暮らしの魅力


日常の中で、意識的に余白を作りデザインするのはとても大切だと思う。

私の場合、無意識に毎日を過ごしているといつの間にかスケジュールが寝る間もないくらいパンパンに埋まってしまうので、余白の大切さは常々自分に言い聞かせている。

東京と長野の二拠点生活を始めたのも、日常にもっと余白を作るため。

東京だけに暮らしているときはとにかく寝る間もないくらい忙しかった。仕事にも時間にも追われていたような気がする。

「余白」は怖くない

正直、1年くらい前まで、余白が怖いと感じていた。

私の会社は、ハイパー極小企業(今は社員を1人も抱えていない私だけの会社)なので、自分の思考や行動がストップしてしまうと、会社としての動きもストップしてしまう。
以前は、止まってしまうことを恐れて、余白が生まれないように常に自分に色んなものを詰め込んでいたし、そうでもしないと前に進めていないような気がした。

"何かをしなければいけない"という焦りや不安、何かに追われているような漠然とした恐れ。

無意識にそういったものを感じていたのか、なんでもかんでも詰め込みすぎて、過去には菊池病という謎の病気になったことも・・・

そんな私も、菊池病で身体が動かず、ひたすら自宅に閉じこもったおかげで、「余白」を愉しむ暮らしの魅力に気付くことができた。

日常の余白は、自分の中の優先順位を改めて見直すことができたり、今まで見落としてしまっていた大切なものがとってもクリアに見えたり。そんな素敵なチカラがあるような気がする。

「余白」の中の出会い

今回コロナの影響で予期せずやってきた自粛期間にも改めて余白の大切さを考え直すことができたし、この期間に生まれた私の余白と、誰かの余白が、緩やかに重なって、新たな繋がりや絆が生まれたりもした。

新しい何かを見つけたり、新しい何かを始めようと思う瞬間はいつも余白の中だ。

背伸びする時間も好きだけど、気付くと背伸びばっかりしてしまう私は、もっと「余白」を愉しく創造する時間も大切にしてみようと思う。


武藤千春

instagram : @iamchiharumuto
Twitter : @iamchiharumuto


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