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簡単な掛け算

何のビジネスにおいても、せっかくやるなら売り上げを上げたいですよね。

しかも死ぬほど働いて全く自分の時間がない!というのではなく、優雅に楽しく働いて売り上げを上げたいですよね!

そういう私も死ぬほど働いていますので、『優雅に楽しく』が目標です。

売り上げを上げるのは単純に

客数 × 客単価 × 来店回数

という掛け算です。

どれが上がっても売り上げは上がりますが、それぞれどんな特徴があるか、見ていきましょう。


①客数を増やす

大手は薄利多売でガンガン稼げますが、うちのような小規模サロンでは、『客数を増やす』を選ぶと、『死ぬほど働く』から脱却できません。1日3人くらいでゆったりとが理想です。5人だとヘロヘロです。『客数を増やす作戦』は、時間的物理的にすぐに限界が来てしまいます。



②来店回数を増やす

来店回数はどうでしょう。来店周期を縮めて来店回数を増やす、これはとても大切です。

単純接触効果といって、人は会う頻度が多い人に好意を持つということが心理学で証明されています。好意までいかなくても安心感は感じられるのではないでしょうか?

例えばコンビニのレジの人や宅配の人が毎回違うよりいつもの人だと安心しますよね?

頻繁に来店してくれているお客様は単純接触効果によってあなたに好意を持って信頼して来てくれているので仕事もしやすいことが多いです。

既存客の来店頻度を上げると経営がとても安定します。

うちのような小規模サロンでは顧客1人の来店頻度が上がると客数は減るという反比例が起こりますがなるべくお得意様には次回予約をオススメして客数よりも来店頻度を優先させています。


③客単価を上げる

客単価は、前に値上げの記事で書いた通り一番効率的に売り上げを伸ばし、なおかつ今すぐに変えられる部分です。お客様の意思ではなく私たちの意思で今日からでも変えられます。

客単価を上げるのは、トリートメントやスパなどオプションをつけて料金に上乗せするパターンとレギュラーメニューの値上げがありますが、私は値上げをオススメします。

オプションで上乗せしていくと、来店時の予定と違ってだいぶ高くなった!と感じるお客様は、一定数いらっしゃいます。特にポータルサイトからクーポンでご来店の方はその傾向があります。よく口コミで、『あれもこれも勧められて最初の金額よりかなり高くなったので二度と行きません!』などと書かれているのを見かけます。汗

ベースから値上げすればその金額が基準のお客様が集まるのでお互いにストレスが少なくて幸せです。

例えば、トリートメントをつけたらプラス2000円ですが、と説明するなら、最初から2000円値上げしてトリートメント付きという方が説明が楽じゃないでしょうか?


ということで、小規模サロンの理想の形は

客単価>来店回数>客数

という関係の、高価格メニューでご来店のお客様を高頻度で来店してくれる上得意客にするサロンです。


皆様、一緒に頑張りましょう!




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