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朝の連続長谷部小説【これが夢なら醒めないで】

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全ての働く大人達へ贈る物語
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#終電

第4章 終点の向こう側

第4章 終点の向こう側

 激しい頭痛に襲われながら、長谷部は辺りを見渡した。シーンとした電車内。最初は真っ暗だと思っていたのだが、よく見るとぼんやり、座席や、つり革が確認できるような気がする。
「おいおい、どうなってんだよ・・・。」
長谷部は立ち上がり、携帯電話を取り出した。しかし、
「まじかよ・・。」
昼間仕事をサボってアプリゲームをしすぎたせいで、とっくに充電は切れていたのである。
仕方がないのでとりあえず、手探りで

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