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朝の連続長谷部小説【これが夢なら醒めないで】

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第5章 三谷という男

第5章 三谷という男

 「おい・・長谷部、見てみろ。」
三谷は前を向いたまま、眩しさのあまり目をこすっている長谷部に声をかけた。
「駅・・?」
分岐した地下線路にポツンとたたずむ駅を見て、長谷部は首をかしげた。
「ああ、こりゃすげえぞ。」
三谷は興奮した様子で、光るホームへと走っていった。長谷部はそのあとをトボトボとついていく。
「よっと。早く来いよー。」
軽々とホームに登った三谷は、キョロキョロとあたりを見渡した。何

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