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Haseve Kikaku
2022年4月26日 06:57
ふと、気がつき、顔を上げると、長谷部は教室にいた。ここは、小学校・・?教室の一番うしろに長谷部は立っていた。休み時間なのか、児童たちは走り回ったり、黒板に落書きをしたりして、騒がしかった。窓があいており、ベランダからの風が薄汚れた白いカーテンをなびかせている。その隙間から光が差し込んで、眩しい。「おい、どうするよ今夜。いよいよだな。」いきなり声をかけられビクッとする長谷部。振り返ると、そこ