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ニュージーランドでの素早いロックダウンをみて、日本に帰ってきて思うこと。

【2020.4.5 Facebook投稿より】

2つの国の状況を見て感じたことが、誰かや日本をわずかでも助けるヒントになればと、じぶんの記録も兼ねてシェアします。

(すべての状況を把握している訳ではないため、一意見として読んでいただけたらうれしいです)

まず、とにかく、日本は一人ひとりの危機感が甘いと感じる。
ニュージーランドは世界一じゃないかという早さで国境を閉め、国全体にロックダウンが発令された。
これによって、わたし自身も突然帰国出来るのかという危機に慌てたのだけど
ニュージーランド国民も突然の発表に多かれ少なかれ困惑しただろう。

それでもそんな素早い判断と発令をしたアーダーン首相は、国民から厚い支持を得ていて、その判断をすぐに理解した国民も多かったと思う。
アーダーン首相は39歳の若い女性首相。子どもも生まれ子育てと業務を両立されていることでも話題となった。
子どもを寝かしつけてからLIVE配信で国民からの質問に答えていたりしたそうだ。すごいかた。

ステイ先のファミリーにこの判断をどう思うのか聞いてみたときも
「いい判断だとおもう。いま私たちがすべきこと。」と言っていた。
ニュージーランドは対応できる病床数が少ないため早い段階でのロックダウンは適切な対応と考えていた。

素晴らしいなと感じたのは、徹底した対応と国民の意識。
ロックダウンすることを発表したその日から、スーパーは混み合わないように入り口で入場制限をしていて、ロックダウン中も入場制限はもちろん並んでいるひとも2mの間隔をあけ、ソーシャルディスタンスをみんなきちんと意識していた。
ロックダウン中は、スーパーや薬局以外の生活必需でない店は強制的に営業停止。一緒に暮らしているひと以外には会うことも禁止。
その間働けないひとには国からの補償金も支払われているし、ロックダウン中どうすべきかなども政府のホームページに細かく書かれている。

そんなニュージーランドを見ていたから、日本に帰ってきてみた政府の対応や状況にげんなりしたし、恐いとも感じた。

帰国後近所のスーパーへ買い物に行ったときも、みんな容赦なく2mどころか超近距離に迫ってくるため、360度注意を向けひとりあやしい動きをしていた。激むずのゲームのよう。誰ひとりとしてソーシャルディスタンスを意識していないかのようで、恐ろしいよ。日本と比べ感染者数の少ないニュージーランドでもしっかり意識されていたことだけに、余計にこわかった。

政府の対応への不満など色々あるだろうけれど、まず1人ひとりの意識を変えることはすぐできるはず。
油断した分どんどん事態は深刻になるだろうし、しんどい時間は長引くばかり。かなりやばいよと、みんなが危機感をもってほしいと願います。

とは書いたけれど、ずっと危機感を持ち続けるのはしんどいこと。
ステイ先のファミリーもロックダウン中の4週間をどう過ごすか家族で計画を立てていて☺️
健康で過ごすために何する?
楽しく過ごすために何する?
子どもが飽きずに過ごせるように何しよう?とか

毎日必ず一回は外へ出ようとか、あれ作ってみようとか、4週間で達成するゲームのようなものをしようとか。

わたしはそれを見て、いかに安全かつ健康に楽しく過ごそうかという姿勢と考え方がすごく素敵だなーと感じたので、危機感を持ちつつもその時間を健康に有意義に過ごせるよう作戦をたてて楽しめたらいいなとおもった♡

それから、わたしはニュージーランドで帰国出来るか大変だったとき色んな方に助けていただいた😭
みなさん言ってくださったのが
「こんなときは助け合いだよ、当たり前だよ」と。ありがたい。
当たり前に助け合える世界はすてきだね💓
わたしもそうありたい

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ニュージーランドでのロックダウンの過ごしかた


Stay home
Save lives☺️

2020.4.5



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