マガジンのカバー画像

◇日記(-2020)

88
日記のほか、考えごとを綴ったりしています。2日に1回くらいのペースで更新中。
運営しているクリエイター

2019年9月の記事一覧

◇文章の印象、どうなんでしょう

自分の文章が、どんな印象を持たれているのか。やはり気になることがあります。いま書くものと言えば日記か感想の類くらいだけれど、目を通してくださる方の目にはどう映っているのでしょうか。

それと似たような疑問を強く抱いたのは、大学生の頃だったと思います。レポート等で文章を書く機会も多かったですし、まだ小説を書いていた時期でもあります。電車での通学時間や授業の空き時間を活用し、読む本の量も多かった。そし

もっとみる

◇増える積読

今日も2冊お迎えしてきました。5日前にも8冊、入手してきたばかりなのですが。きちんと数えていないけれど、積んでいる本は50冊近いかもしれない。読むペースに対して買う量が明らかに多いんですよね。
でも、本って惹かれたときが手に入れるタイミングだと思ってるんです。それを逃すと見かけなくなったり、手を伸ばしづらくなったり……。
だったら、いつ読むか分からないけれど手元に置いておこう。
そういう考えのもと

もっとみる

◇書き出しだけが溜まってゆく

なかなか日記が更新できませんね。
書こうと思って開き、実際に文字を打ち出してはみるのですが、数行で止まって一時保存。それを繰り返しています。思い切って消してしまったものもある。
読み終えた本の感想も書いてみてはいるのだけど、やはり進んでないんですね。作品の簡単な紹介をする段階で躓いていたりする。Twitterでぽろぽろ言葉をこぼすのとは違って、きちんとまとめないとって思うからでしょうか。
紹介は置

もっとみる

◇書き始めたきっかけ、何だったろう

初めて小説を書いたのは小学六年生のとき。大学ノートを使っていました。でも、なぜ書こうと思ったのか、いくら記憶を遡っても分からない。

物語の内容そのものは思い出せるんです。小学生の男の子が、夏休みに訪れた海で神様に会うというもの。神様は人間の青年と変わらない容姿だけれど、髪が銀色で、優しい性格をしていた。イラストを描くのが好きな友だちはそれを読んで、太陽の神様とか風の精霊といった仲間をデザインして

もっとみる

◇「空ろ」と「虚ろ」に抱く差異

これは個人的な感覚なのですが……。

「空ろ」は文字通りからっぽのイメージ。
「虚ろ」は透明なもので満たされているような感覚を抱きます。

この“透明なもの”というのがまた、説明しがたい。
透明なもの、ではあるけれどどこか歪んで屈折しているような、明瞭な像を結べずに、薄らぼんやり微かに何か滲んでいるような、淡く儚くけれど重苦しいような……。

あと、「空ろ」はからからに乾いているけれど。
「虚ろ」

もっとみる

◇「創るひと」

創るひとを、眺めているのが好きです。
わたしは「クリエイター」よりも「創るひと」という表現を好むのですが、おそらく前者には職業的な意味合いを強く感じてしまうから。それを否定的に見ているのではありません。後者のほうが、自分にとってはより適切だというだけなんです。

わたしが言う「創るひと」には、もちろん職業としているひとたちも当てはまります。でもそれだけではない。まだプロを目指している身だというひと

もっとみる

◇移ろい、混じり、揺らぐ――境界

今朝。家のそとへ出た瞬間に抱いた、ひやり身体を撫ぜるような感覚に、思わずぞくッ、と震えました。ああ、これ。こういうのを待ってたんです。
夜もやわらかな冷ややかさに満ちていて。風が鳴らす木々の音を、響き渡る虫の音を、そこに佇んでしばし聞き入っていた。

一昨日の日記(◇早まる夕闇、引かぬ暑さ)で好きな季節のことを書きました。「夏が、死んでいく時期」だと。
最期の抵抗とでも言うようなしつこい暑さが残る

もっとみる

◇早まる夕闇、引かぬ暑さ

ずいぶんと夜の訪れが早くなりました。真夏なんて19時を過ぎても明るかったのに、いまはもう、18時過ぎには車のライトが必要になる。季節が進めば、その時刻はもっと早まるでしょう。
しかしまだ、日中はものすごく暑いですね。日が沈んでも、熱はなかなか引かない。建物の中は特にこもって、眠るときも寝苦しいなあと感じる。

好きな季節はいつかと問われれば、これからだと答えます。秋、ではありません。

夏が、死ん

もっとみる

◇あらすじって、難しい

小説でも漫画でも映画でもいいのですが、その作品を見るかどうか決める際、あらすじに目を通す方は多いんじゃないでしょうか。作者買いとか表紙買いとか出演者目当てとかもあるとは思うんですけど……。
そして、あらすじから想像していた物語と、実際の作品が、結構ズレていて戸惑った経験もあったりしませんか。わたしはあります。
ズレていたって面白いものは面白いし、想定通りだって合わないものは合わないんですけどね。

もっとみる

◇縁のつらなり

京都を訪れたのは、ちょうど一週間前。『ギア-GEAR-』という舞台作品を楽しんだり、一条戻橋や晴明神社を訪れたりしました。

今年に入って二度めの京都。
京都へは過去に四回の旅行経験がありますが、その最後は2008年。もう十年以上、この地を踏んでいなかった。それが再び訪れるようになったばかりか、今後もたびたび訪問する可能性がある。
その経緯を振り返ってみて、なんとも不思議な気持ちに満たされていきま

もっとみる

◇“ヤヨイちゃん”の記憶

小学生のころ、同じソフトボールチームに所属していた姉妹が、転校してしまったことがあります。移る先は市内で、校区をひとつふたつ挟んだ程度の、たいして遠くない場所。
けれど当時のわたしにとって、学校が変わるというのは相当なショックでした。もう二度と会えないと思った。特に妹のヤヨイちゃんと親しくしていましたから、絶対に彼女のことを忘れないようにしよう、と強く誓ったものです。
その時わたしが五年生、ヤヨイ

もっとみる

◇マイブームの話

いまハマっているのがこれです。クリーム玄米ブランの爽やかパイン。

もともとクリーム玄米ブランは好きなもののひとつ。ざっくりとした噛み応えのあるブランとなめらかクリームの相性がお気に入りなのです。
朝食代わりに、あるいは間食に、主に車の中で齧ってることが多いかなあ。
カロリーメイトやソイジョイといったモノは車に常備しています。あとゼリーパウチ飲料とか、紙パックの豆乳とか。
遠出する際も、ひとつふた

もっとみる

◇昂ぶっている……

日記に書くネタの候補を昼にいくつか挙げてあり、夜に選ぼうと思っていたのですが……完全に予定が狂いました。はい。
ええと、何故かというと嬉しいお知らせが飛び込んできてですね、ずーっと気分が高揚しているからなのです。待ち望んでいた作品の続刊について、どこからか情報が出たみたいなのですよね。まだ公式サイトやツイッターには出ていないのですが、正式に発表された際には魂が飛ぶかもしれません。

大げさな反応だ

もっとみる

◇戻橋を訪れました

昨日のことですが、京都に赴きました。その主な目的である『ギア-GEAR-』という舞台作品については、別の記事で触れています。

その前に立ち寄ったのが、一条戻橋(単に戻橋とも)と晴明神社。
戻橋は堀川に架かる、一条通の橋です。名称の由来は立て看板にあるとおりで、文章博士・三善清行の葬列がこの橋を通っているときに熊野から息子・浄蔵が馳せ帰ってきて、父の柩にすがり神仏に祈願すると、一時蘇生して父子が抱

もっとみる