南インド・バス旅 〜 バンガロール拠点
こんにちは。
ここバンガロールは、デリーやチェンナイなどの様に特急がなく、メトロの路線も少なく、バスの方が発達しています。
でも、慣れるまで大変です。
バス停がなかったり、
バス停があっても複数あって
どれがどこ方面行きか分からなかったり、現地の人でも迷う姿を目撃します。
周囲から
「オートリキシャを使いなよ!」
と言われますが、
価格や道路の知識に差がありすぎて
好きになれません。
また、日帰りでない旅行でも、
南インドなら飛行機ではなく、
専らバスを利用します。
そこで、ベンガルール発の南インド・バス旅をご紹介します。
州営・市営バス
私がよく使う主なバス停は3つです。
Majestic
正式名称:Kempegowda Bus Station、略してKBS。
通称、Majestic。
メトロや鉄道駅も直結していて便利なメインのバス停です。
市内を走るBMTCの「KBSxx」のバスはMajestic行きです。(xxは英数字)
BMTCバス停:半円形のバス停(以下写真)が、市内短距離のバス停です。
KSRTCバス停:BMTCバス停と道路を隔てて、Terminal1と2があり、Terminal2の奥にTerminal3があります。中距離バスが発着します。
Satellite
正式名称:Mysore Road Satellite Bus Stand、略してMRBS、MCTC。
通称、Satellite。
マイソール方面やタミル・ナドゥ州方面の中距離バス、ケララ州方面の長距離バスが発着します。
MajesticのTerminal 2のPlatform06から10ルピーで15分程で行けます。
Shanti Nagar Bus Stand
チェンナイ、ポンディチェリーなどのタミル・ナドゥやケララ方面の長距離バスが発着します。
Satelliteよりも規模が大きいです。
Majestic行きや空港行き(KIA-14)も出ています。
3つのバス停の位置関係です。
紫色矢印はKSRTCやBMTCが走っているので乗りやすいです。
Web検索すると、BMTCのバスで相互接続可能に表示されますが、バス停を探したり、検索通りの時間に乗れなかった経験が多いです。
私の場合、メトロもあり本数が多いK.R. Market(中心黄色枠内)に出てしまいます。
ただし、K.R. MarketからBMTCのバスに乗るのは、バス停が広範囲に点在しているため、探すのが結構大変です。
私営バス
私営バスは州営バスが発着しない方面も幅広くカバーしているのが魅力です。
でも、私営専用バス停がない所では路駐のため、探すのにひと苦労です❗️
例えば私が利用しているインドの旅行サイト(Make My Trip)は、バス停の詳細が書いてなかったり、アプリで表示される乗車位置のピンが不正確なので、毎回苦労します。
しかも、バスは直前に到着することが多いため、同じバス会社や周りで同じようにバスを探している人に、片っ端から聞きまくります。
なお、私営バス専用の「Private Bus Station」がある地域は、多少安心。
でも、発着場所や時間の変更の可能性があるため、電話を受けられるようにしておく必要があります。
私営バスの利点は、Primoという高級車種の路線がある点です。
Primoは車内が広く、Non A/C(空調なし)でも扇風機付きだったり、揺れも感じにくく、綺麗です。
若干値段が高いですが、寝台バスならその価値は十分あります❗️
寝台バス比較
・KSRTC(Karnataka)
私バスと比較して圧倒的に設備が古く、充電やライトが使えない事も多い。魅力は安さとバス停がある安心感!
・Sugama Tourist
Primoなのに綺麗じゃなかったけど停車場所が的確でした。
・KSRTC (Kerala)
これが一番良かった!
全ての寝台バスがこれならいいな〜
・Raj’s Travels and Transports
(Srikrishna Tours & Travels)
バスは快適。
復路遅延もトラッキングできた。
・Streamline tours and travels
バスは広くて綺麗だけど、応対が雑。
・Anand Travels
往復とも2時間半遅延で到着。
英語を話さないので、休憩が何分かわからないし、Gを2匹捕獲する羽目に。
購入
通常(予約なし)
市内バス、中距離バス代は車内で行き先を告げて現金払いです。
中長距離バスは、窓口でも購入できます。
Mysure行き Non Stopバスは窓口でチケット購入しました。
釣銭がないとレシートに不足金額が記載され、釣銭ができたときに支払ってくれます。
一度、なかなか返してもらえずヒヤヒヤしたことがあったため、短距離バスに乗る時は特に小銭を用意しておきます。
また、外国人だと端数の1ルピーをもらえないことがありますが、お手洗いに必要なので、不足分は請求しましょう。
中距離3時間以上のバスはトイレ休憩が20分程あり、利用料は5ルピーです。
現地の特に男性は支払わずに利用していますが、外国人女性の私は100%支払いを要求されます。
予約(中長距離)
寝台バスは座席数も限られているため、事前購入が安心です。
MajesticのTerminal1の窓口では現金のみでクレジットカードはNGでした。
SatelliteやShanti Nagarではカードが使えました。
バスの変更も窓口で手数料を支払えば可能です。
MakeMyTripなど旅行会社なら、多数の私営バスと価格や時間の比較ができます。
MakeMyTripは日本のクレジットカードでも購入可能です。
座席
市内バスは前方に女性優先席があり、寝台も女性が前に座ることが多いです。
寝台バスはひとり旅ならシングル。
前方下段がオススメです。
前方は、途中下車場所や休憩時間などに出入りしやすいため。
通路が狭いので、前方が詰まると出にくい一方、最前列はドアの開閉や人の往来があります。
2人でダブルを使う時は、最前列だと、休憩時間に扉で半分塞がれてしまうので出にくく、靴も取りにくいです。
下段は、靴を探して履きやすいです。
移動中に靴が移動することもありますので。
また、上段より下段の方が高さがあり、圧迫感が少ないためです。
乗車
Google mapなどで出発地と終点を入力してルートを検索します。
しかし、その場所通りにバスが来るとは限らない為、バスの番号や行き先表示に頼らず、必ずバスの係員に確認してから乗車します。
でないと、切符購入する際に自分の行きたい場所へ行かない事が判明したら、最悪お金を払って降りなくてはなりません。
もしも30分以上待ってこなかったら、場所が違うか、運行状況が変わった可能性があるため、別のルートで行くか、バス係員にこのあたりに行くかどうか確認すると、別のバスを教えてくれることもあります。
寝台バスは、発車15〜5分前にバスのナンバーがメッセージで届きます。
でもそれよりも、停車位置を正確に教えて欲しいです。
最近makemytripでバスのトラッキングができるようになりましたが、今の所1度しか使えていません(デバック不十分アプリはインドあるあるですね)。
まとめ
バス旅は、場所を調べるのが大変で、かついつ来るか不明ですが、安価なのが大きな魅力です。
但し、飛行機やメトロとは客層が異なり、物乞いもたくさんやってきます。
週末は、商売でも始めるのかと思うくらい大きな荷物を抱えて実家へ帰省する人たちで混雑しますので、良い席を確保するなら1週間以上前に予約を。
でも、以下のポイントを押さえて、楽しいバスの旅を!
インド🇮🇳〜ひとり暮らし・ひとり旅〜
Instagramで公開中!
日本人に馴染みの薄いインド。ガイドブックに掲載されないような観光地や食レポをInstagramに公開中〜乞うご期待‼️😎
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?