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病院に訪れる、多数の老人ホーム紹介会社の方に思う その2

地域医療連携室では、毎日のように、営業の方が来られます。
そのことについて、思うことがあり、記事にしたためました。
これは、決して、その方々を責めたり、迷惑だと思っているのではなく
お互い忙しい時間の中で、お会いするのだから、いい情報交換をしましょう、という提案です。
前回は、ちょっと残念だな〜と思うケースを記載しました。

今回は、前回のべた残念なケースについて、連携室はどのように感じ、どんなことを求めているかについて、情報提供したいと思います。

1)テンプレ通りに話したい営業の方について

準備した通りにお伝えしたい、漏れなくお伝えしたい、という気持ちなのだろうと思います。
その中で、連携室スタッフが、口を挟んだり、内容を広げる質問をすると、
イラッとした感じを示される方がおられます。(本人は気がついていないのだろうと感じます)
地域医療連携室の担当者は、常に外部からの電話対応や、院内からの依頼に忙殺されています。それでも、有効で有用な情報が欲しいと思っているのも事実。
営業の方のお話を、ずっと延々に聞いているわけにもいかないので、
お話の流れから、「ここを知りたい」「これはどうですか?」と思うことを途中で聞くこともあります。

そこはあなたの発表の場ではないありません。
あなたがもれなく伝えたいと思っている情報は、連携室スタッフが必要としているのでしょうか?

せっかく出てくる質問には、
その病院の機能や疾患から、起こりやすい疾患や医療依存度などが隠されています。

それに答えられると、連携室スタッフからの信頼度はグッと上がります。
その時答えられなくても、ポイントを絞って転帰先をリスト化し、
「より具体的な案件の紹介」として、相手に刺さる情報を探すことができます。

たくさんの情報よりも、確実にハマる案件を紹介できる方が成約率も上がると思います。

言いたかったことを削除しても、知りたいと思ってくれている情報を提供する。
これに尽きると思います。

次は、また、残念に思う訪問時の営業の方の対応について、述べたいと思います。


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