Distributed Agile Team勉強会に参加した

近況と勉強会参加報告です。

AgilePBL祭りが終わったのも束の間、新型コロナ禍が襲いまして(AgilePBL祭りもギリギリな状態でしたが)、2020年度のProject Based Learningの授業は全編リモートでやらなければいけない事態になりました。

そう言うわけで、リモート環境でのPBLの進め方をこの約2ヶ月模索しています。その際にとても役に立っているのが「Distributed Agile Team勉強会」です。https://distributed-agile-team.connpass.com/

第1回が4/22の夜、第2回が5/5に開催されました。

まず参加して得られた一番大きな点は、遠隔での開催が難しそうに思われたOST(オープンスペーステクノロジー)がかなりいい感じで開催できていたこと、そしてそれを実現するツール(Discord+Jamboard(第1回)  or Mural(第2回))、その効果的な使い方、ファシリテーションを学べたことです。正直リアルのOSTと遜色なかったです。運営の皆様本当にありがとうございます!

参加したトピックはこんな感じ。記憶が曖昧なのでざっくりと書く。

1. 常時接続しなきゃいけないのが辛い(第1回)
 マルチチャンネルにして話しかけないで欲しい時と雑談したい時を場所で切り分けるといいと言う話をした。

2. リアルであったことない人とどうやって関係築けば良い?(第1回)
 やっぱり雑談するの大事だよね、と言う話をした。

3. 遠隔で雑談、どうすれば?(第2回)
 日常をみんなで共有するのがいいとか、組織的に話しかけるコストを下げるような仕組みを入れていくといい(挨拶と相槌入れやすくするとか)などなど。

4. (ホスト) 子供がいる環境でのリモートワーク(第2回)
 親の仕事時間のスケジュールだけでなく、子供のスケジュールも立ててアドホックにならないようにすると良さそうとか、ママ友とベビーシッターの組み合わせをうまく利用するアイデアなどをいただいたり思いついたりした。

5. 100年度の開発ってどうなってる?(第2回)
 (小説や漫画を描くみたいに)プログラミングそのものはスキルがいるモノではなくなっていて、その内容で作家性が問われる時代になっているんじゃないか、などの話をした。

子供の話は第1回で相談したかったんだけど、それより優先的に参加したいトピックがあったので断念。第2回でひらけた。しかし、しかし。困った状況が共有できる人は多くなかったみたい。子育て世代が少なかったのかなぁ。それでも参加してくださった皆さんから上に書いたようなスケジューリングの話とかベビー知ったり用の話とか、あと指向性マイクを使うと後ろの子供の声聞こえにくくなるよとかそう言う話を教えてもらってだいぶ学びになった!ありがとうございました!

会議でお互いの子供を追い出さないようにできないか、と言う話もしたけど、実際にやっぱりよじ登ってくるしPCいじりにくるし参加しようとしてくるし、まぁ無理だよねって話になった。それでもやっぱり互いに子供の声が聞こえても特に反応せず普通に議論をするような雰囲気に持っていきたいところ。

kyon_mmさん、Akiさん、TAKAKINGをはじめ運営の皆様方本当にありがとうございます!

そして大事なこと。うちの息子が周りでかなりうるさくしているなか、暖かく見守っていただきありがとうございました!とても楽しかったようです。

実は私のリモートワーク本番は、来週から。
今回はチーム開発に入る前に、遠隔で共同作業する練習を初級編から中級編まで取り揃えて何度も学生と共に試行錯誤する計画を立てている。授業の流れもわりと細かめにシミュレーションしてみたりしている。教員間で学生の立場で予行練習もしてみたりした。いやー楽しい。楽しいが学生は実際どうか?今から楽しみで仕方がないです。

#distributed_agile_team





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